新発想の加熱技術を搭載した「PloomX(プルームエックス)」は、これまでの加熱式タバコ以上の吸いごたえが人気ですが、何ミリ程度のタール・ニコチン量が含まれるか不安な方もいるでしょう。
結論から言うと、プルームエックスはタバコ葉を燃やさないのでタールの発生が無く、またニコチン量は他の加熱式タバコと比較すると少し高い数値でした。
今回は実際にプルームエックスを吸ってみたレビューを元に、他社の加熱式タバコとも比較して何ミリ程度のタール・ニコチン量かを解説します!
目次
PloomX(プルームエックス)を吸った蒸気に含まれるニコチン量

直接火をつけず、専用タバコスティックを周囲から熱して蒸気を吸うPloomX(プルームエックス)は、れっきとした加熱式タバコの一種です。
加熱式タバコの場合、タール量やニコチン量を測定する方法が確立されていないので、紙巻きタバコのように記載されていませんが、日本たばこ産業株式会社(JT)では公式サイトに独自に測定した情報を公開しています。
まずは、JTが公開している外部の分析機関が調査したデータを元に、加熱方式の違うプルームテックプラスとプルームエックスのニコチン量が何ミリなのかを解説していきましょう。
プルームテックプラスを吸った蒸気に含まれるニコチン量は約0.03~0.04mg
上記でご紹介したJTの公式サイトでは「プルーム・テック・プラスのたばこベイパー中成分」の情報が公開されています。
こちらのデータによると、低加熱方式のプルームテックプラスの場合は吸引回数50回の平均値として、1回0.03~0.04mgのニコチン量が含まれていることが分かりました。
またプルームテックプラスではニコチン以外の健康懸念物質もかなり少なく、健康リスクが最も少ない加熱式タバコだと言えます。
プルームXを吸った蒸気に含まれるニコチン量は約0.1mg
一方、高温加熱式で吸いごたえがしっかり感じられるプルームエックスも、JTの公式サイト内にある「プルーム・エックスのたばこベイパー中成分」で情報が公開されています。
このデータによると、プルームエックスのニコチン量は吸引回数6回の平均値とした1回の平均値が0.1mgとなっており、プルームテックプラスと比較すると高い数値です。
さらにプルームテックプラスでは検出限界以下だった健康懸念成分が検出されるなど、プルームテックプラスに比べるとプルームエックスはニコチン量が多いということが分かりました。
プルームXのニコチン量が多い理由
なぜプルームテックプラスよりも、プルームエックスの方がニコチン量が多くなるのかというと、これは加熱方式の違いが理由です。
プルームエックス : 高温加熱方式
プルームテックプラスは約40℃でカートリッジ内から蒸気を発生させますが、プルームエックスは最高約295℃という7倍以上の温度でタバコ葉の周りを熱して蒸気を発生させるため、その分タバコ葉に含まれる成分を多く含みニコチン量も多くなります。
またプルームエックスにはJTが独自に開発した「HEATFLOW(ヒートフロー)加熱技術」が搭載されており、これまでのプルーム製品と比較しても段違いの吸いごたえを感じられます。
プルームXでニコチンなしのスティックは吸えない
加熱式タバコを使ってニコチンなしのタバコスティックを吸っている方も多いのですが、プルームエックスではニコチンなしのスティックを吸う事は出来ません。
厳密に言うと、一応吸う事は出来るものの長さが圧倒的に足りないので加熱不足となり、ニコチンなしスティック本来の味わいが無くなってしまいます。
また十分に加熱することが出来ず、プルームエックス本体にも負担がかかり故障の原因になる可能性があるので、プルームエックス専用のニコチンなしスティックが販売されるまで待つことをおすすめします。
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プルームエックスは高温加熱方式を採用した加熱式タバコになるので、全く有害物質を含んでいないタバコとは言えません。
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PloomX(プルームエックス)の体感タール量を全Ploomデバイスで吸いごたえ比較
PloomX(プルームエックス)のニコチン量をご覧いただきましたので、続いてはプルームエックスを含む全Ploomデバイスの吸いごたえを、体感のタール量で表してみましょう。
プルームエックスをはじめとするプルーム製品は、直接タバコ葉を燃やさないことからタールを発生させないと考えられていますが、実際に吸った感覚をタール量に置き換えると何ミリ程度なのかを調査してみたのでご覧ください。
プルームの加熱式タバコデバイス一覧と体感タール量
まずはプルーム全デバイスの加熱方式・温度と、体感できると予想されるタール量を一覧にしたのでご覧ください。
プルームテック | プルームテック プラス |
プルームテック プラスウィズ |
プルームエス2.0 | プルーム エックス |
|
---|---|---|---|---|---|
加熱方式 | 低温加熱方式 | 低温加熱方式 | 低温加熱方式 | 高温加熱方式 | 高温加熱方式 |
加熱温度 | 約30℃ | 約40℃ | 約40℃ | 約200℃ | 約295℃ |
予想タール量 | 1~3mg | 5~6mg | 5~6mg | 6~7mg | 8~9mg |
プルームテック | プルームテックプラス | プルームテックプラスウィズ | プルームエス2.0 | プルームエックス | |
---|---|---|---|---|---|
加熱方式 | 低温加熱方式 | 低温加熱方式 | 低温加熱方式 | 高温加熱方式 | 高温加熱方式 |
加熱温度 | 約30℃ | 約40℃ | 約40℃ | 約200℃ | 約295℃ |
予想タール量 | 1mg~3mg | 5mg~6mg | 5mg~6mg | 6mg~7mg | 8mg~9mg |
基本的にプルーム製品は他社の加熱式タバコと比較して独特の臭いが圧倒的に少ないのですが、吸いごたえに関しては初期のプルームテック以外、5mg以上のタール量がある紙巻きタバコと同等の吸いごたえを感じられます。
さらに高温加熱式のプルームエス・プルームエックスとを比較すると、やはり加熱温度が高いプルームエックスは8~9mgほどのタール量の吸いごたえを体感できるため、吸いごたえを重視する方にはプルームエックスがおすすめです。
プルームXをはじめとするプルーム製品はタールが発生しない
プルームエックスやプルームテックプラスなど、JT公式サイトの各デバイス製品に対するよくある質問の中には、煙や蒸気にタールやニコチンが入っているかという項目があります。
その質問に対しての見解としてJTは以下のように述べているというものを代表し、プルームエックスのよくある質問への回答をご覧いただきましょう。
プルーム・エックスはたばこ葉を燃やさないという製品特徴から、燃焼に伴うタールは発生しません。出典:Ploom X
実際にタールは約500℃ほどの温度で発生しやすくなると言われており、温度がそこまで高くならない加熱式タバコであればタールの発生は無いと考えられます。
またプルームテックプラスやウィズのような低温加熱式タバコも同様に、タバコ葉を燃焼させないためにタールの発生はありません。
加熱式タバコ : タバコ葉を加熱して吸う(タールが発生しない)
このように、タバコ葉を燃やさない加熱式タバコではタールが発生することがありません。
煙のように見えるのは加熱した際に発生する「たばこベイパー」と名付けられた蒸気なので、周囲の空気や部屋の壁・服などがタールで汚れることも無いです。
プルームXの吸いごたえは高タールの紙巻きタバコと同程度
プルームエックスを含むプルーム製品は、加熱式タバコなのでニコチン量やタール量の記載はありませんが、プルームエックス公式サイトでは以下のように記載されています。
発生するニコチン量については、紙巻たばことは吸い方や回数が異なることが想定され、また火を使わないという製品特徴から、紙巻たばこと一概に比較することは困難ですが、弊社では高タールの紙巻たばこと同程度に感じると評価しております。
JTが現在販売している紙巻きタバコで高タールのものと言えば、セブンスターやホープなどとなるため、これらと同程度となるとプルームエックスはかなり強い吸いごたえを可能にした新世代の加熱式タバコだと言えそうです。
タール12mgの紙巻きタバコ:ニコチン量0.9mg前後
とはいえプルームエックスは加熱式タバコですので、紙巻きタバコよりは物足りなさを感じるかもしれませんが、他の加熱式タバコと比較するとニコチン量やタール量が高いと感じられます。
プルームXで体感できるタール値は8~9mgの紙巻きタバコと同等
プルームエックスはタールを発生させないので、吸いごたえという面に関しても公式サイトに何ミリ程度のタバコと同等かという詳細は記載されていません。
しかし、プルームエス(2019年モデル)では、タール6mg程度の吸いごたえがあるとの記載があったので、この数値を基準としてプルームエス2.0・プルームエックスの吸いごたえを推定してみました。
プルームエス2.0:タール7mg前後
プルームエックス:タール8~9mg前後
プルームエス2.0は2019年モデルのプルームエスより吸いごたえが多少上がり、またプルームエックスはさらにしっかりとした吸いごたえが実感できるヒートフロウ技術が搭載されているので、推測されるタール量は8~9mg程度と言えそうです。
PloomX(プルームエックス)の正確なニコチン量は0.1mg・吸いごたえはタール8~9mgと同等

ここまでは、他のプルームシリーズとPloomX(プルームエックス)のニコチン量・タール量が何ミリ程度なのかを比較してみました。
実際にプルームエックスを吸った時に体感できると予想されるニコチン量・タール量は以下の通りです。
タール量(体感) : 8mg~9mg
JTの公式サイトにより6パフ平均のニコチン量は1回0.1mg、また推定される体感タール量は8~9mg程度と確かな吸いごたえを実感できるでしょう。
紙巻きタバコではニコチン量が0.1mgだとタール量も1mgとなってしまいますが、プルームエックスなら強い吸いごたえのままニコチン量を抑えることが出来ます。
【注意】プルームXの推定タール量という表記について
今回、記事内で推定タール量という表記をしましたが、実際にはプルームエックスをはじめとするプルーム製品にはタールが発生しないという特徴があります。
吸いごたえの感覚を分かりやすくするために、紙巻きタバコであればタール量が何ミリ程度のものと同等なのかを示すための指標として、推定タール量と記載しました。
個人個人で感覚は変わるものですし、実質の吸いごたえをタール量で表すことは難しいため、今回予想したタール量はあくまでも目安として考えていただければと思います。
PloomX(プルームエックス)と他社加熱式タバコのニコチン・タール量を比較

続いてはPloomX(プルームエックス)と他社製品であるIQOS(アイコス)・glo(グロー)では、ニコチン量やタール量の感覚が何ミリ程度違うのかを比較してみましょう。
2019年に財務省理財局より発表されたたばこ・塩を巡る最近の諸情勢についてに記載されたデータと、各企業が公式サイトで公開しているデータに基づいて、プルームエックスと比較したニコチン・タール量を解説します。
プルームXとアイコスのニコチン・タール量を比較
まずプルームエックスとアイコスでは、ニコチン量・推定されるタール量の体感が何ミリ程度あるのかを解説します。
アイコスもプルームエックスと同様にタールの発生が無いとしているので、推定タール量としています。
以下に財務省理財局・メーカーであるJTとフィリップモリスインターナショナルジャパンが発表した、ニコチン量と推定タール量を表記したのでご覧ください。
プルーム エックス |
アイコス | |
---|---|---|
ニコチン量 | 0.1mg | 約1.32mg |
推定(体感) タール量 |
8~9mg程度 | 6~8mg程度 |
上記の表を見る限りプルームエックスの方がニコチン量が少ない反面、吸いごたえはアイコスにも勝る強さを感じられる事が分かります。
ところが、アイコスに関しては韓国食品医薬品安全庁の調査によりタールが発生することが分かり、そのタール量は9.3mgと高タールに分類される一般的な紙巻きタバコと同程度でした。
プルームXとグローのニコチン・タール量を比較
続いては、グローとプルームエックスで何ミリ程度のニコチン・推定タール量があるのかを解説します。
グローもタバコスティックの周囲を加熱し発生した蒸気を吸うため、タールの発生は無いと公式でもアナウンスされています。
財務省理財局と、メーカーであるJTとBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)が発表したニコチン量と推定タール量を以下に表記したのでご覧ください。
プルーム エックス |
グロー | |
---|---|---|
ニコチン量 | 0.1mg | 0.46mg |
推定(体感) タール量 |
8~9mg | 5~6mg |
上記の表を見ると、プルームエックスの方がグローよりもニコチン量が少なく、しっかりとした吸いごたえを体感できる程度のタール量を感じられることが分かりました。
ただ、アイコスと同じように韓国食品医薬品安全庁の調査ではグローからもタールが4.8mg検出されたため、実際にタール量5mg程度の紙巻きタバコを吸っているのと変わりません。
実際にPloomX(プルームエックス)を使用した吸いごたえ・使用感の検証レビュー

PloomX(プルームエックス)は0.1mgのニコチン量で8~9mg程度のタール量を体感できると推測されましたが、実際に吸ってみて本当なのかをレビューしていきます。
現在全17種類あるプルームエックス銘柄の中から、「レギュラー」「メンソール」「フレーバーメンソール」の3種類を1つづつ選び、それぞれの吸いごたえを検証してみました。
プルームX3種類のフレーバーの吸いごたえをレビュー

プルームエックスの公式サイトで「高タールの紙巻きタバコと同程度の吸いごたえがある」と記載されていたように、実際に吸った感覚でもしっかりと強いキック感を味わうことが出来ました。
レギュラーフレーバーの項で記載した通り、紙巻きタバコのメビウスライト程度の吸いごたえがありましたが、吸いごたえはフレーバーにもよるので紙巻きタバコのタール数6~8mg程度だと言えるでしょう。
また、ニコチン量が0.1mgのせいなのかどこか軽いとも感じたので「紙巻きタバコ中~高タール程度」だと思っておいた方がいいかもしれません。
レギュラー:メビウス・リッチ・プルームエックス・プルームエス用の吸いごたえをレビュー

まずはプルームエックスの中で、最も濃厚で深い味わいのレギュラーフレーバー「メビウスリッチ」の吸いごたえをレビューしていきます。
香り高いラミナを使用していることもあり、鼻に抜ける香りはメビウスらしさもありながらとても濃厚で、喉へのキック感もしっかりとしているためかこれまでのプルームには無い強い吸いごたえがありました。
メビウス10mgとまでは言いませんが、メビウスライトと同程度の吸いごたえを感じることが出来たので、やはり推定した体感タール量の8~9mgは間違っていないでしょう。
メンソール:メビウス・メンソールコールド・プルームエックス・プルームエス用の吸いごたえをレビュー

続いては、メンソールフレーバーの中から「メビウス・メンソールコールド」を試した吸いごたえをレビューします。
プルームエックス専用メビウス銘柄の中でも強めのメンソールなので、一口目のガツンとくるメンソールの爽快感がより強い吸いごたえを感じさせてくれました。
とはいえ、吸い方のせいか後半はメンソール感が薄まり、レギュラーフレーバーと変わらないタバコ風味を感じるだけとなったのが残念です。
フレーバーメンソール:キャメル・メンソールパープル・プルームエックス・プルームエス用の吸いごたえをレビュー

最後のフレーバーメンソールは、プルームエックス専用キャメル銘柄から「キャメル・メンソールパープル」を選んでみました。
カプセルを潰した段階でベリーの香りが広がりましたが、吸いごたえを重視した加熱方式のせいかベリー風味は少し薄いと感じたものの、喉にクッとくる吸いごたえは健在です。
もう少しフレーバーを強く長く感じられると嬉しかったのですが、プルームエックスの強い吸いごたえはしっかりと実感出来たので良しとしましょう。
プルームXの吸いごたえ・使用感をレビュー:旧型プルームエス2.0よりキック感がある

プルームエックスでの吸いごたえが旧型プルームエス2.0とどう変わったのかを、実際に同じタバコスティックを吸って比較してみたところ、確かに強い吸いごたえに進化していると感じました。
ところがメンソールやフレーバーメンソールでは、プルームエス2.0の方がより美味しさや爽快感を感じることが出来たというのが個人的な印象です。
レギュラーフレーバーは確かにプルームエックスの方が吸いごたえも強く美味しいのですが、メンソール系は風味が早く飛んでしまったためメンソール特化型のプルームエス2.0との相性が良かったのだと考えられます。
プルームXの吸いごたえ・使用感をレビュー:パフ数が無制限に変更

旧型プルームエス2.0は4分30秒の喫煙もしくは14パフまでという制限がありましたが、プルームエックスは1回約5分の間のパフ数に制限が無いのでしっかりと喫煙することが出来ます。
分数制限は加熱式タバコなので仕方ないですが、パフ数が自由ということでストレスなく5分間ゆっくりと楽しめるようになりました。
また吸い方にもよるのですが、メンソール・フレーバーメンソールは味の持続性が低いと感じたものの、吸いごたえ重視の方にプルームエックスはおすすめ出来るデバイスです。
PloomX(プルームエックス)の健康リスクについて解説

ニコチン量も低く吸いごたえで体感タール量が6~8mgのPloomX(プルームエックス)ですが、健康リスクがあるということを忘れてはいけません。
とはいえ、JTではWHOが削減すべきと提唱している有害物質を79%以上カットしたことを証明した分析結果を、JT SCIENCEで公表しています。
プルームXに考えられる健康リスク①:健康リスクはある
タバコ葉を燃焼させないことでタールの発生が無いプルームエックスですが、健康リスクについては以下のように公式サイトで記載されています。
プルーム・エックス専用のたばこスティックには、たばこ葉を使用しています。このため、プルーム・エックスの使用は健康へのリスクを伴います。出典:Ploom
加熱式タバコであっても安全だとは言えず、また紙巻きタバコには含まれていない化学物質を使用していることが問題になっているのが現状です。
長期間にわたって体内に摂取し続けた歴史が無いので、科学的に安全性が確立されるのかが明らかになっておらず、長期使用による健康被害が無いとは言い切れません。
プルームXに考えられる健康リスク②:受動喫煙リスクが高い副流煙は出ない
一般的に副流煙というと、紙巻きタバコ自体から立ち昇る煙の事を指し、この副流煙の中にはニコチンを始めカドミウムや一酸化炭素など多くの有害物質が含まれています。
しかし、プルームエックスは副流煙を発生させないため、紙巻きタバコよりは周囲の人への健康リスクを低下させることが出来るのです。
とはいえ、プルームエックスを使用したタバコベイパーの中にはニコチンやアセトアルデヒドなどの有害物質が多少は含まれているので、周囲の方の迷惑にならないようマナーを守って使用するようにしましょう。
プルームXに考えられる健康リスク③:プルームは全てリスク低減製品
プルームエックスの開発・製造元であるJTは、プルーム全製品を「喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性がある製品」であるとし、WHOが提言するべきと定めた健康懸念物質量をプルームシリーズでは90~99%もカットすることに成功しています。
プルームエックスでも同じように、タバコ葉を燃焼させない健康リスクを低減させる製品として製造・開発しているため、プルームエックスはリスク低減製品だと言えるでしょう。
とはいえリスクが全く無い訳ではありませんし、健康リスク自体を低減させると証明されたわけでも無いので、自分や他者への悪影響があるものと考えて喫煙するようにしてください。
【注意点】プルームXに考えられる健康リスクについて
プルームエックスはタバコ葉を直接燃やすことが無いため、副流煙の発生が無くWHOが含有量の低減を推奨する健康懸念物質を79%程度カットしています。
しかし、タールや健康懸念物質が低減されているからといっても、紙巻きタバコよりも健康リスクが下がっているかどうかは未だ検証されていませんし、将来的に何らかの健康被害が明らかになる可能性は捨てきれません。
現状では加熱式タバコの登場から日が浅く、含まれている成分からどのような健康リスクが現れるか定かでは無いので、プルームエックスに関しても使用には注意が必要です。
PloomX(プルームエックス)のニコチン・タール量は何ミリ?他の加熱式タバコと比較まとめ
今回はPloomX(プルームエックス)のニコチン量や吸いごたえの指標となる推定タール量が何ミリかを、プルーム製品や他社加熱式タバコと比較した結果や健康リスクなどについて解説しました。
実際に吸ってみたレビューでもお話しましたが、ニコチン量は公表されている0.1mgで吸いごたえの体感はタール量8~9mgの紙巻きタバコと同等です。
メビウス・キャメルといった銘柄やフレーバー、また個人の感じ方によって多少の誤差は出るかもしれませんが、吸いごたえ自体は他の加熱式タバコにも負けない強いものも感じました。
また健康リスクが無い訳ではありませんが、タールの発生が無い・健康懸念物質を79%程度カットという点は紙巻きタバコより優れているので、プルームエックスに興味がある方は是非試してみてください。
