昔はゴールデンタイムのテレビでタバコのCMが流れるほどタバコに寛容な社会で、愛煙家の有名人や芸能人もクローズアップされていました。
しかし最近は世の中の禁煙化が進み、愛煙家ではなく「嫌煙家」と呼ばれる人たちがクローズアップされるようになったことで、有名人・芸能人の嫌煙家の存在も禁煙の推進に一役買っています。
本記事では「嫌煙家とは何か」を始めとして、嫌煙家の有名人・芸能人18名のエピソードに加えて、嫌煙家になる理由もご紹介しますので、嫌煙家に対しての理解を深めるためにもご活用ください。
目次
嫌煙家とは?嫌煙家を生み出す理由も詳しく解説

嫌煙家とはどんな人かを表す表現として、最もシンプルな表現が「タバコ嫌いな人」でしょう。
つまり、タバコを吸わない人やタバコをやめた喫煙者すべてを嫌煙家とは呼ばず、その中でタバコや喫煙者に対して嫌悪感を抱いている人が嫌煙家と呼ばれます。
SNSなどの普及によって、喫煙者と嫌煙家が言い争う場面を目にする機会も多くなりましたが、嫌煙家が何の理由もなしにタバコや喫煙者を嫌っているわけではありません。
まずは、嫌煙家が嫌煙家になる理由をピックアップし、それぞれの理由について深堀りしていきましょう。
嫌煙家が喫煙者やタバコを嫌う理由とは
嫌煙家が喫煙者やタバコを嫌う理由は様々ですが、大きく分けると「煙やニオイが嫌」「マナーが悪いから嫌」「自分が吸わなくなったから嫌」という3つに分類されると考えられます。
1つ目は「タバコ」という存在自体を嫌っているケース、2つ目は喫煙者のマナーやモラルの無さを嫌っているケース、そして3つ目の主に禁煙成功者がタバコや喫煙者を嫌うケースが嫌煙家となった理由として考えられます。
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきますので、嫌煙家の考えや心理について学んでいきましょう。
嫌煙家を生み出す理由とは:①タバコの煙やニオイ
煙の煩わしさやタバコ特有のニオイは、嫌煙家を生む一番の理由と言っても過言ではありません。
健康意識の高い人や子どもがいる人は、副流煙の受動喫煙によって起こる健康被害を危惧している場合がほとんどで、特にネガティブな印象を持たれます。
また、タバコのニオイは服や髪などに付きやすく、喫煙者が思っている以上に臭いと感じられています。
一度ニオイが付いてしまうと洗濯や入浴までニオイを落とすことが難しく、「洗うまで嫌なニオイを身に纏い続けないといけないのが嫌」「自分以外が原因で洗濯の手間が増えるのが嫌」などのストレスを感じやすい人が嫌煙家になると考えられます。
嫌煙家を生み出す理由とは:②喫煙者のマナー意識やモラルの低さ
路上喫煙やポイ捨てに代表される「マナーの悪さ」「モラルの低さ」も嫌煙家を生み出す理由の1つです。
もちろん喫煙者全員が悪いというわけではありませんが、マナーが悪い人ほど目につきやすく、喫煙者全体のイメージを悪化させています。
実際に道端でタバコを吸っている人とすれ違ったり、ポイ捨てしている現場を目撃してしまうと、それまでタバコについて何も思っていなかった人でも嫌煙家になる可能性が高いです。
考え方を変えると「喫煙者がマナーを守れば嫌煙家を生み出しづらい世の中になる」とも言えますので、嫌煙家を増やして肩身が狭くなる前に、喫煙者側がマナーをしっかり守ることが大切でしょう。
嫌煙家を生み出す理由とは:③自分が禁煙に成功したから
自分が禁煙に成功したことでタバコが嫌いになり、その流れで嫌煙家になるパターンもあります。
これは、上で解説した煙やニオイを理由に嫌煙家になる人に近い性質があり、自分がタバコを吸っていた時は何も感じていなかったが、タバコを止めてみて煙の煩わしさや臭さ、有害性などに気付いたケースです。
このタイプは有名人や芸能人にも多く見られ、中には禁煙に関する活動を熱心に行う有名人・芸能人も居ますが、「元々はタバコを吸っていたのに…」と反感を買って炎上することも珍しくありません。
嫌煙家の有名人・芸能人は誰?嫌煙家の有名俳優・女優3選

ここからは、実際に嫌煙家と知られている有名人・芸能人を紹介していきます。
まずは俳優や女優の方における嫌煙家についてですが、俳優・女優は映画やドラマなどの役柄でタバコを吸うこともあり、タバコや喫煙に対しては比較的理解があり、タバコに寛容な職業とも言えるでしょう。
しかし、非喫煙者で生来のタバコ嫌いという人もいれば、自身の禁煙をきっかけに嫌煙家になる人もいます。
演じられる役柄が狭まることから喫煙者・非喫煙者を明かしていないことが多いですが、その中でも嫌煙家として知られる3名の俳優・女優をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
【俳優・女優編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人①:堺雅人
嫌煙家として知られる俳優・女優の1人目は、半沢直樹やリーガル・ハイなどで主役を務めてきた、演技派俳優の堺雅人さんです。
清潔感のある見た目のせいかタバコを吸うイメージが湧きませんが、元々は喫煙者だったことをテレビ番組で明かしており、現在は禁煙に成功されています。
しかし、禁煙成功から約1年経過したタイミングで改めてタバコを吸うかどうかを迷ったそうで、その時に「タバコとは何か」を見つめ直した結果、禁煙を継続する考えに行き着いたようです。
いわゆる攻撃的なタイプの嫌煙家ではありませんが、「タバコ」という概念自体を否定する姿勢は嫌煙家と言って間違いないでしょう。
【俳優・女優編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人②:舘ひろし
嫌煙家として知られる俳優・女優の2人目は、あぶない刑事などでお馴染みの舘ひろしさんです。
ハードボイルドでタバコが似合うイメージの舘ひろしさんが嫌煙家というのは意外ですが、舘ひろしさんは40年近くタバコを吸い続けていました。
1日に約4箱を吸うこともあるヘビースモーカーの状態から禁煙を成し遂げた「禁煙界のレジェンド」とも言える存在で、嫌煙家となった背景や説得力の高さから禁煙を目指す喫煙者に希望を与えています。
禁煙グッズのCM出演をきっかけに禁煙に成功し、現在は禁煙に関する講義や授業を積極的に行っているため、有名人・芸能人の中でも屈指の嫌煙家と言って良いでしょう。
【俳優・女優編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人③:中谷美紀
嫌煙家として知られる俳優・女優の3人目は、迫力のある演技で高い評価を集める中谷美紀さんです。
中谷美紀さんのタバコ嫌いは有名で、映画の役柄で喫煙シーンを撮影したものの、後に「監督に強要された」という内容を舞台挨拶で告白し、話題となっていました。
普段タバコを吸わない俳優や女優も喫煙者の役の時だけはタバコを吸うというケースが多い中で、マスコミの前ではっきりとタバコ嫌いを明言することからも、相当な嫌煙家と言えるでしょう。
映画やドラマの喫煙シーンが年々減少していることに関して、世間の風潮はもちろんですが、中谷美紀さんの発言がターニングポイントになった可能性もあります。
嫌煙家の有名人・芸能人は誰?嫌煙家の芸人4選

続いては、嫌煙家として有名な4名のお笑い芸人についてご紹介します。
お笑い芸人の中には、ネタなどを考える際のイライラを抑えるためにタバコを吸っているという人も多く、ヘビースモーカーの方も珍しくありません。
もちろん嫌煙家の方も居ますが、ヘビースモーカーで有名な明石家さんまさんを始めとする大御所芸人や、直属の先輩芸人たちが喫煙者である場合に関係性が悪くなるリスクがあることから、嫌煙家であることを隠しているケースがほとんどです。
ここでは嫌煙家若手芸人の希望とも言える、嫌煙家で有名な芸人の方をピックアップしましたので、ぜひご覧ください。
【芸人編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人①:松本人志
嫌煙家として知られる芸人の1人目は、ダウンタウンの松本人志さんです。
元々は喫煙者で、「迷惑はお互い様」「タバコの煙くらい我慢せい!」といった、喫煙者を擁護するコメントを週刊誌のコラムに書いて炎上していましたが、試しに禁煙パッチを使用してみたところスムーズに禁煙成功したそうです。
禁煙成功してからは「一生口から煙を吐き出し続けるなんて情けない」など、喫煙者時代とは正反対の発言が垣間見られ、嫌煙家として知られるようになりました。
芸人界のトップと言っても過言ではない松本人志さんが嫌煙家という事実は、芸人の禁煙化に少なからず影響を与えているでしょう。
【芸人編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人②:有吉弘行
嫌煙家として知られる芸人の2人目は、今や番組MCとして定着した有吉弘行さんです。
有吉さんも元々喫煙者で、1日5箱のタバコを吸う時もあったほどですが、禁煙中の心境などをTwitterで吐露しながら、結果的に10日であっさりと禁煙を達成しました。
禁煙後は歩きタバコや喫煙者のマナーの悪さについて言及するなど、嫌煙家の一面を感じさせる発言をしていましたが、Twitterでの禁煙に関する発信は毒舌キャラが功を奏して炎上には至っていません。
ラジオでは永野芽郁さんにタバコが美味しく感じるロケーションについて解説しており、タバコを吸うこと自体には寛容なようです。
【芸人編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人③:山里亮太
嫌煙家として知られる芸人の3人目は、南海キャンディーズの「山ちゃん」こと山里亮太さんです。
プライベートだけでなく、インタビューなどの仕事中であっても堂々とタバコを吸うと言われている、女優の蒼井優さんの夫が嫌煙家というのは意外ですが、ラジオなどではマナーの悪い喫煙者に対する発言は垣間見られます。
しかし、蒼井さんがタバコを吸っていることに対してのネガティブな発言は無く、蒼井さんと結婚をしていることからも、タバコそのものへの嫌悪感は無いと考えて良いでしょう。
有吉さんと同様に、マナーが悪い喫煙者やモラルが低い喫煙者に対して嫌悪感を示すタイプの嫌煙家と考えられます。
【芸人編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人④:ゴルゴ松本
嫌煙家として知られる芸人の4人目は、「命!」のギャグで有名な、TIMのゴルゴ松本さんです。
テレビでは葉巻をくわえて登場することがあるゴルゴさんですが、実は大のタバコ嫌いで、芸人仲間にタバコの吸い過ぎを注意したり、タバコに関するマナーの悪さに対して説教するほどの嫌煙家として知られています。
もともと上下関係や礼儀に厳しい性格で、そこにタバコ嫌いがプラスされた結果、説教や指摘をするタイプの嫌煙家になったと言えるでしょう。
ゴルゴ松本さんは、最近では芸風や真面目な性格を活かして、少年院などで人生訓を説く「命の授業」を行っています。
嫌煙家の有名人・芸能人は誰?嫌煙家の歌手7選

次に、嫌煙家で有名な7名の歌手を紹介していきましょう。
歌手と言えば喉を大切にしないといけない職業であり、喉への負担や喉頭がんなどの病気になるリスクがあるタバコはご法度とも言える存在ですが、音楽業界全般でいうと喫煙者の割合は高めです。
そのような音楽業界の喫煙体質を嫌う嫌煙家の歌手も居れば、歌手生命に関わる病気をきっかけに禁煙を成功させて、その後タバコ嫌いになった嫌煙家も居ます。
今回は、誰もが知っている有名歌手ばかりをピックアップしましたが、中には喫煙者だったことを知られていない人も居ますので、その辺りも含めてご覧ください。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人①:スガシカオ
嫌煙家として知られる歌手の1人目は、シンガーソングライターでSMAPの「夜空ノムコウ」を作ったことでも有名なスガシカオさんです。
1日に2~3箱タバコを消費するヘビースモーカーでしたが、自身のツアー中に喉を傷めたことをきっかけに禁煙を決意して、禁煙補助剤を使いながら禁煙を成功させています。
実際に禁煙に踏み切った際は、ブログで宣言するだけでなく、すぐにライターやタバコなどの喫煙具を捨てるという思い切りの良さで、禁煙の様子もブログで随時執筆されていました。
禁煙までのプロセスが過酷だったせいか、禁煙成功後はタバコに対する嫌悪感が芽生え、ヘビースモーカーからタバコの煙すら嫌う嫌煙家に転身したようです。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人②:福山雅治
嫌煙家として知られる歌手の2人目は、俳優としての活動が有名な福山雅治さんです。
体調不良などで仕事に穴を開けたことが無かった福山さんは、ドラマの撮影の最中に扁桃炎を発症したことで、芸能生活で初めて仕事に穴を開けてしまいました。
当時は喫煙者だったため、療養中に「ちょっとタバコを止めておこう」と考えたところ、7日間タバコを一切吸わずに過ごすことができ、気が付けば禁煙を成功させていたそうです。
福山さんにとって、仕事に穴を開けた要因でもあるタバコに対するイメージは悪いと考えられるので、そのことからも福山さんは嫌煙家と言えるでしょう。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人③:桜井和寿
嫌煙家として知られる歌手の3人目は、Mr.Childrenのボーカルである桜井和寿さんです。
元々は喫煙者ですが禁煙に成功しており、タバコが原因で起こる病気の1つとされている脳梗塞を患った経験から、タバコの健康被害に関する想いは強いものと考えられます。
テレビ番組で「(禁煙をしている自分は)世界的にはスタンダード」「(タバコに火をつける行為は)原始時代の人が薪に火をつける行為で、原始時代から進化していない」といった内容の発言も見られました。
それらの発言からも、現在は嫌煙家であることは間違いないでしょう。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人④:HIRO
嫌煙家として知られる歌手の4人目は、EXILEのリーダーでLDHの創設者でもあるHIROさんです。
禁煙をする前はヘビースモーカーだったというHIROさんですが、「このままタバコを吸い続けていたら死ぬかも」と思った時に禁煙を決意し、50歳を過ぎた今でも踊れる健康的な肉体を維持しています。
LDHの採用基準にもタバコを吸わないことが規定されており、社内にタバコを持ち込ませない姿勢は嫌煙家と言って間違いないでしょう。
しかし、LDH所属アーティストのMVでは喫煙シーンやタバコに関するシーンも採用されていますので、完全なタバコ嫌いというわけではなさそうです。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人⑤:郷ひろみ
嫌煙家として知られる歌手の5人目は、ジャニーズ新御三家の1人に名を連ねる大御所歌手の郷ひろみさんです。
若々しさで度々話題になる郷さんですが、現役であり続けるためのストイックさも有名で、酒は飲まずタバコは吸わず、食生活やトレーニングなどにも気を遣い、24時間「郷ひろみ」であることを意識し続けています。
実は元々喫煙者だった郷さんですが、禁煙後は病気や体調を崩す原因にもなり得るタバコへの苦手意識も強くなり、郷さんの楽屋はもちろん、郷さんが入るスタジオや現場からも灰皿が撤去されるという嫌煙家エピソードは有名です。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人⑥:和田アキ子
嫌煙家として知られる歌手の6人目は、紅白歌合戦出場や昼番組のMCとして有名な和田アキ子さんです。
元々は1日に2箱以上を吸うヘビースモーカーで、お酒に関する豪快なエピソードも数えきれないほどある和田さんですが、肺の病気である肺気腫を患ってから禁煙に向き合うようになります。
禁煙生活には苦戦したようですが、「タバコが吸いたくなったらタバコの煙を吹きかけてもらって我慢する」という独特な方法で耐え忍び、見事禁煙を成功させました。
禁煙の苦労からか喫煙者へのコメントは厳しくなっており、その姿勢はまさに嫌煙家と言えるでしょう。
【歌手編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人⑦:椎名林檎
嫌煙家としてしられる歌手7人目は、女性シンガーソングライターの椎名林檎さんです。
椎名さんと言えばタバコが似合う女性のトップとも言える存在でしたが、徐々にタバコの本数を減らしながら、禁煙に関する書籍を読むことで禁煙を成功させています。
書籍では「タバコを吸いたい理由」「タバコを吸うための言い訳」を1つずつ否定していく方法が書かれており、それによってタバコに対する思考が整理されて禁煙成功に繫がったようです。
禁煙をするプロセスで「タバコは無駄」などタバコに対して否定的な考え方を身に付けているため、椎名さんの思考は嫌煙家と言って間違いないでしょう。
嫌煙家の有名人・芸能人は誰?番外編

ここまでご紹介してきたのは、俳優・芸人・歌手などのエンタメ系の有名人や芸能人でしたが、スポーツ選手や文化人分野での有名人・芸能人にも嫌煙家の方は存在します。
エンタメ業界では元喫煙者が禁煙を経て嫌煙家になるケースがよく見られますが、スポーツ選手や文化人分野の有名人・芸能人には非喫煙者の嫌煙家が多いと言えます。
スポーツ選手の場合は「タバコでコンディションを乱されたくない」という人が嫌煙家になることが多く、文化人はタバコや喫煙者へのネガティブなイメージから嫌煙家になる人が多い傾向にあります。
ここでは、スポーツ選手や文化人の嫌煙家を4名ピックアップしましたので、参考にしてみてください。
【番外編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人①:松坂大輔
エンタメ業界以外で嫌煙家として知られる有名人・芸能人の1人目は、元プロ野球選手の松坂大輔さんです。
病気のリスクはもちろんですが、シーズン中のコンディション維持のためにタバコを避けるプロ野球選手は多く、松坂さんはその代表格と言っても過言ではありません。
松坂さんの嫌煙家としての一面はファンの中でも有名で、野球解説者がライターを失くした際に「それはタバコを止めろということです」と発言するなど、喫煙者に対してタバコを止めて欲しいという想いも感じられます。
【番外編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人②:上原浩治
エンタメ業界以外で嫌煙家として知られる有名人・芸能人の2人目は、元プロ野球選手の上原浩治さんです。
松坂さんと同様に、上原さんも病気のリスクや体調管理を考えてタバコを遠ざけてきた嫌煙家と言えます。
特に「雑草魂」を掲げていた上原さんは、良い成績を残すために人一倍ストイックで、コンディションを下げる要因でしかないタバコは目の敵と言っても良いほど嫌っていたようです。
タバコを吸わない人の前でタバコを吸い始める喫煙者が大嫌いとのことで、マナーやモラル意識の低い喫煙者を嫌うタイプの嫌煙家と言えるでしょう。
【番外編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人③:荒木飛呂彦
エンタメ業界以外で嫌煙家として知られる有名人・芸能人の3人目は、「ジョジョの奇妙な冒険」の作者で知られる荒木飛呂彦さんです。
荒木さん自身は元々喫煙者でしたが、禁煙成功後はタバコの煙が苦手になり、作品のキャラクターにも禁煙パイプを吸わせるほどの嫌煙家になっています。
また、アシスタントの採用基準にも非喫煙者を設定しており、周りに喫煙者を置かないことを徹底しているようです。
老けない見た目を話題にされることが多い荒木さんですが、嫌煙家としてタバコを遠ざけていることも、若々しいルックスを保つ秘訣なのかもしれません。
【番外編】嫌煙家として知られる有名人・芸能人④:DaiGo
エンタメ業界以外で嫌煙家として知られる有名人・芸能人の4人目は、メンタリストとしてYouTubeなどで活躍されているDaiGoさんです。
統計などを活用したロジカルな物言いを得意としているDaiGoさんですが、喫煙者やタバコそのものを嫌っている極度の嫌煙家で、「タバコ吸い過ぎて認知能力低下してるのかな?」など喫煙者を煽るような発言も見られました。
「タバコ1本で約12分寿命が縮む」といった統計から、「副流煙で他人の寿命を12分奪っている」という内容の発言を行って物議を醸した経験もあることから、DaiGoさんの嫌煙家としての熱量は相当高いと言えるでしょう。
嫌煙家な有名人や芸能人とは?嫌煙家になった理由も解説!まとめ
今回は、「嫌煙家とは何か」という定義の話から、嫌煙家になる理由、嫌煙家の有名人・芸能人を各業界から合計18名紹介してきました。
「嫌煙家」という一言では括れず、非喫煙者で根本的にタバコを嫌っているタイプ、禁煙をきっかけにタバコ嫌いになったタイプ、喫煙者のマナーの悪さを嫌っているタイプなど、嫌煙家にも様々なタイプの方が居ることがお分かり頂けたかと思います。
しかし、きちんと決められた場所でタバコを吸う喫煙者に対しては特に気にしないという嫌煙家の方も多いため、喫煙者はマナーをしっかり守り、世の中の嫌煙家を増やさないことがタバコを楽しみ続ける最適解と言えるでしょう。
