初めてタバコを吸ってみたけどむせてしまった、ふかしタバコではなく正しいタバコの吸い方を知りたい!タバコ初心者の方はこういった悩みを抱えがちです。
そこで今回は正しいタバコの吸い方、またその種類や肺に入れるコツ・むせない為のポイントを徹底解説いたします。
結論から言うと、タバコの吸い方には肺喫煙と口腔喫煙という2種類があり、肺に入れるには深呼吸を意識すること、また男女ともむせない為にはタール数の強いタバコではなく低タールのものから始めることがおすすめです。
目次
正しいタバコの吸い方2種類とふかしタバコについて解説

基本的なタバコの吸い方としては、肺に煙を入れる「肺喫煙」と肺に煙を入れずに楽しむ「口腔喫煙」があり、またダサいと言われてしまうことがある「ふかしタバコ」の3つの吸い方があります。
まずは肺喫煙・口腔喫煙でのタバコの吸い方や、ふかしタバコが正しいタバコの吸い方として間違っているのかについて解説していきましょう。
タバコの正しい吸い方:肺喫煙は煙を肺に入れる
1つ目の正しいタバコの吸い方である肺喫煙は、吸い込んだ煙を肺に入れることでニコチンを毛細血管から血管へ取り込むという吸い方です。
一般的な紙巻きタバコは煙を吸う時にフィルターを通しているので、フィルターが無いものよりはタールやニコチンの量が少なくなり、各銘柄ごとの風味や味を楽しむことが出来ます。
肺喫煙の正しい吸い方のコツは、軽く吸い込んだ煙を一度口の中に溜めてからもう一度ゆっくり空気を吸い込むというものです。
吸い方を間違えるとむせてしまうので、いきなり肺に入れようとせずに口の中に溜めた少量の煙をゆっくりと吸い込んで、徐々に慣らすようにしてみてください。
- 紙巻きタバコ
- 加熱式タバコ
- 電子タバコ
タバコの正しい吸い方:口腔喫煙は口内で香りや味を楽しむ
2つ目の正しいタバコの吸い方は、ゆっくりと吸い込んだ煙を口の中に溜めてタバコの香り・風味を楽しむ口腔喫煙です。
タバコの燃焼温度を上げないよう、ジュースをストローで飲む時のように煙を少しづつ吸い込みましょう。
口腔喫煙に適しているタバコは、フィルターが無くタール・ニコチン量が多いものが多く、肺喫煙せずとも口の中の粘膜から十分にニコチンを吸収出来る事が特徴です。
また、一般的な紙巻きタバコでも口腔喫煙するとタバコ本来の香りや風味をしっかりと味わえることが出来るので、初心者の方は口腔喫煙から始めてみる事をおすすめします。
- 葉巻
- リトルシガー
- シーシャ
ふかしタバコはタバコの吸い方として間違いではない
かっこつけてタバコを吸っているふりをしているだけだから、ふかしタバコはダサい!そう思っている喫煙者も中にはいるようですが、タバコの香りや風味を味わうという意味では吸い方として間違いではありません。
口腔喫煙よりも短時間でタバコの煙を吸い込んで吐き出してしまうので、本当に味が分かるのかどうかという点では疑問が残りますが、特にフレーバー付きのタバコは短時間でも十分に風味を味わえるので問題はないでしょう。
煙を肺に入れるだけが正しい喫煙方法では無いので、ふかしタバコをしている人はかっこつけているだけという思い込みはせず、口腔喫煙と同じように吸い方として間違いではないという認識で覚えてください。
タバコ初心者でもむせない為のコツを解説

タバコを吸うという事に慣れていない初心者の方で、むせたことが無いという方はかなり少ないでしょう。
口腔喫煙であればむせない方も多いのですが、肺喫煙でもむせないようにタバコを吸う為の注意点やコツ・むせる理由を解説していきますので、参考にしてみてください。
初心者のほとんどはタバコを吸うとむせる
タバコ初心者の方が肺喫煙しようとすると、ほとんどの確率でむせてしまうでしょう。これは、まだ煙を肺に入れるという感覚に慣れていないこと、また上手く吸う為の吸い込む煙の量や吸い方が安定しないために起こる現象です。
むせた時に口から出す煙の量が多いという場合は、吸い込んでいる煙の量が多くタバコの辛みだけを感じていたり、煙だけを肺に入れたために刺激でむせてしまうのでしょう。
初心者がタバコを吸ってもむせない吸い方を以下にご紹介していきますので、まずは自分に合う吸い方を色々と試してみてください。
タバコ初心者がむせないためのコツやおすすめの吸い方
初心者なのにセブンスターやハイライトなど、タール・ニコチン量が多いタバコを吸っている場合は、自分が吸っているタバコのタール・ニコチン量を一度見直してみましょう。
タール・ニコチン量が多いタバコはむせやすいので、上手く肺喫煙できるようになるまでは1~5mg程度の軽いタバコを選ぶか、吸い込む煙の量を少なくするとむせにくくなります。
また、ゆっくりと静かに少しだけ煙を口の中に溜めてから、そのまま空気を吸って深呼吸するように肺に入れるという吸い方のコツもあるので試してみましょう。
初心者がタバコを吸うとむせる5つの原因
初心者がタバコを吸うとむせる原因になるものとして、以下のようなことが代表的なものとして挙げられます。
- 慣れないうちから肺喫煙をしようとする
- 最初から強く吸い過ぎてしまう
- 一度の吸引で吸う煙の量が多い
- タールやニコチン量が多いタバコを吸っている
- メンソールやフレーバーが刺激になってむせる
これらの他にもむせる原因になることはありますが、むせない為には基本的にタール・ニコチン量が少ないタバコで正しい吸い方を覚えることが重要です。
毎回のようにタバコを吸うとむせる・クラクラするという場合は、慣れている喫煙者のペースに合わせず自分なりの吸い方でタバコを吸うようにしましょう。
またタール・ニコチン量が多いタバコやメンソール・フレーバー系は喉への刺激が強くむせやすいので、慣れるまでは安定して少量の煙を吸い込めるように練習してみてください。
タバコの基本的な吸い方の肺喫煙と口腔喫煙のコツを解説

正しいタバコの吸い方や初心者がタバコを吸うとむせる原因・むせない為のコツを解説してきましたが、むせる回数が多いと喉を傷める可能性がありますし、無理してタバコを吸っている感じがしてしまいます。
美味しくタバコを味わうためにも、正しい吸い方を身につけて頂けるよう基本的なタバコの吸い方を解説していきますので、初心者の方は是非コツを掴むまで練習してみましょう。
基本的なタバコの吸い方①:煙を肺に入れる肺喫煙
- タバコを咥え、軽く息を吸いながら火をつける
- ゆっくりと煙を吸い込んで口腔内に溜める
- 一旦タバコを口から離し、深呼吸するように煙を肺に入れる
- ゆっくりと口から煙を吐き出す
タバコに火をつける時は短く軽めに息を吸いこんで着火し、火がついた後はゆっくりと鼻の奥で香りを感じる程度に少量の煙を吸い込み、口腔内に溜めてください。
一度タバコを口から離したら、深呼吸をする要領で空気を吸い込みながら口腔内に溜めた煙を肺に入れるとむせにくくなります。
煙を吐き出す時は自然に息を吐くだけで大丈夫ですが、口腔内に溜めている時に鼻で息をすると、煙が鼻腔内に侵入して痛くなることがあるので注意しましょう。
肺喫煙する時の吸い方のコツや注意点
先述しましたがタバコの煙を吸い込んでいる際に鼻呼吸をすると、鼻が痛くなることがあるので口呼吸することを意識して吸ってください。
慣れてきて鼻から煙を吐き出せるようになると、タバコ本来の香りや風味を一段と感じられるようになります。また煙を吸う量を一定にするためには、吸っている時にどの程度火種が燃えているかを見て、毎回同じくらいになるようにすると分かりやすいです。
タバコの煙が肺に入ってるかわからないという方は、吐いた煙を見て半透明になっていれば肺に入っていますが、真っ白だった場合は肺に入っていないという見分け方をしてみてください。
基本的なタバコの吸い方②:口腔内に煙をためる口腔喫煙
- タバコを咥え、軽く息を吸いながら火をつける
- ゆっくりと弱く煙を吸い込んで口腔内に溜める
- 口腔内に溜めた煙を舌で転がす
- 口や鼻からゆっくりと数回に分けて煙を出し、香りを楽しむ
口腔喫煙の場合もタバコに火をつける時は肺喫煙と同じで、タバコを咥えてから軽く息を吸うタイミングで火をつけます。
火種の温度を上げすぎないように、ゆっくりと弱く吸い込んだ煙を口腔内に溜め、口の中で味わうように舌で転がしてみてください。
肺に入れる肺喫煙とは違い、気管や肺に与える刺激が少ないのでタール・ニコチン量が多いタバコでも、しっかりと香りや味を楽しめるので初心者には口腔喫煙がおすすめです。
口腔喫煙する時の吸い方のコツや注意点
ニコチンを多く短時間に摂取するための肺喫煙とは違い、風味や香りを味わうための口腔喫煙では燃焼温度を上げないように優しく煙を吸い込む吸い方がコツになります。
強く吸って燃焼温度が上がってしまうと、タバコ本来の甘さや香りが損なわれてしまうので、浅めにタバコを咥えて強く吸えないようにすると良いでしょう。
初心者の方が上手く口腔喫煙をするためには、ストローで飲み物を飲む時や熱い飲み物をそっとすする時をイメージするとコツを掴みやすいので試してみてください。
カプセル付きタバコの特徴と楽しむための吸い方
ベリーやバニラ・メンソールなど、様々なフレーバーがついたタバコが販売されている中で、より香りや刺激の強いカプセル付きタバコが若い方に人気です。
タバコ初心者の方でも辛みや苦みが少なく吸いやすいのですが、吸い方や楽しみ方の特徴を知るともっと美味しく楽しめるので、カプセル付きタバコの特徴と吸い方をご覧ください。
カプセル付きタバコ特有の特徴を解説
一般的なフレーバーがついた紙巻きタバコは、タバコ葉やフィルターに香りをつけている事が多いのですが、カプセルが搭載されているタバコはフィルターにフレーバーを閉じ込めたカプセルが埋め込まれています。
タバコ本来の香りとは違う柑橘系の爽やかな香りやバニラ・ベリーなどの甘いフレーバーなど、リフレッシュを目的としている方におすすめです。
またカプセルを潰す・潰さないなど、自由な楽しみ方が出来るので自分に合うカプセル付きのタバコを探してみましょう。
カプセル付きタバコを買う場合の見分け方
一言でカプセル付きタバコといっても、銘柄も種類も豊富で初心者には見かけ方が難しい場合があります。
人気銘柄ではシリーズごとに名称で分かりやすくなっている事が多く、見ただけで分かるようにカプセルをパッケージデザインに採用していることも多いです。
初心者にも人気のカプセルを搭載したタバコの銘柄を下記にご紹介いたしますので、参考にして購入してみてください。
- マールボロ・ダブルバーストシリーズ
- マールボロ・アイスブラスト/ドライメンソール
- メビウス・プレミアムメンソール・オプションシリーズ
- クール・ブーストシリーズ
- ラッキーストライクブラックシリーズ
カプセル付きタバコを楽しむための吸い方3選
カプセル付きのタバコはカプセルを潰さなければ本来の風味を味わえますが、カプセルを潰すとそのフレーバーに応じたメンソール感や香り・味を楽しむことが出来ます。
カプセルを潰すタイミングは人それぞれの好みとなるので、どのタイミングで潰すかを気分次第で変えることもおすすめです。
- 最初からカプセルを潰して楽しむ
- カプセルを潰さずにタバコを楽しむ
- 好きなタイミングでカプセルを潰す
フィルターに包まれている上にカプセル自体硬く力を入れないと潰れないので、歯で噛んで潰すか火をつける前に指で潰すと良いでしょう。
カプセル付きタバコは吸い方を気分次第で変えられる
甘いフレーバーや強いメンソールを感じられるカプセル付きのタバコは、カプセルを潰さなければ弱いメンソールを感じられるため、気分によって楽しみ方を変えられるという特徴があります。
カプセルを潰せば強いベリーやミントの味に変えられますし、メンソールの爽快感をより強くする事も可能です。
また2種類のカプセルがついているものはどちらかだけの味を楽しむ、または両方潰してミックスされた風味を味わうという楽しみ方が出来ることがメリットで、自由に吸い方を楽しみたい方はカプセル付きのものを選んでみてください。
その他の加熱式タバコや電子タバコなどの吸い方・特徴を解説
タバコには一般的な紙巻きタバコの他にも、加熱式タバコや・電子タバコ・リトルシガー・葉巻など多くの種類があります。
それぞれの吸い方や特徴をご紹介していきますので、どのタバコが自分に合っているのか気になる初心者の方は参考にして下さい。
加熱式タバコの基本的な吸い方
IQOS(アイコス)やglo(グロー)・Ploom(プルーム)など、専用のタバコスティックやカプセルを使用するものが加熱式タバコです。
加熱式タバコもレギュラータイプやメンソール・フレーバーなど種類が多く、吸い方は肺喫煙・口腔喫煙のどちらも可能ですが、温まった蒸気を吸うので最初はむせやすいため注意しましょう。
各加熱式タバコの代表的なデバイスの吸い方は、以下で解説していますのでご覧ください。
IQOS(アイコス)の吸い方
- ボタンを4秒間長押しし、ステータスライトの点灯を確認する
- デバイス上部のカバーを開け、専用スティックをフィルターに印字されている線まで差し込む
- ボタンを長押しして加熱完了の振動とライトの点灯を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了30秒前の合図なので、タバコスティックを抜いてカバーを閉める
- チャージャーからホルダーを取り出す
- ホルダーに専用スティックを印字されている線まで差し込む
- ホルダーの振動で加熱開始を確認し、加熱完了の振動とライトの点灯を確認する
- 優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了30秒前の合図なので、タバコスティックを抜いてチャージャーに戻す
- チャージャーからホルダーを取り出す
- ホルダーに専用スティックを印字されている線まで差し込む
- ホルダーの振動で加熱開始を確認し、加熱完了の振動とライトの点灯を確認する
- 優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了30秒前の合図なので、タバコスティックを抜いてチャージャーに戻す
旧型アイコスは「アイコス3デュオ」「アイコス3マルチ」「アイコス2.4プラス」など加熱ブレードが搭載されたデバイスのことを指します。
- デバイス、またはホルダーに専用スティックを差し、電源をオンにして加熱を開始する
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了30秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてチャージャーに戻すかカバーを閉める
glo(グロー)の吸い方
- デバイスに専用スティックを差し、ボタンを長押しして加熱を開始する
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了20秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてカバーを閉める
- デバイスに専用スティックを差し、ボタンを長押しして加熱を開始する
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了20秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてカバーを閉める
- デバイスに専用スティックを差し、ボタンを長押しして加熱を開始する
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了20秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてカバーを閉める
旧型グローは「グローナノ」「グローシリーズ2/ミニ」「グロー」など初期の細いスティック専用デバイスのことを指します。
- デバイスに専用スティックを差し、ボタンを長押しして加熱を開始する
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動したら喫煙終了20秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてカバーを閉める
Ploom(プルーム)の吸い方
- デバイスに専用スティックを差し、ボタンを長押しして加熱を開始する
- 加熱完了の振動とライトの点灯を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 再び振動・点灯したら喫煙終了20秒前の合図で、吸い終わったらタバコスティックを抜いてカバーを閉める
- カートリッジとタバコカプセルが装着されていることを確認する
- ボタンを3回連続で素早く押し、電源をオンにする
- 加熱完了の振動を確認したら、優しく深呼吸するように吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 満足したら再度ボタンを素早く3回押し、電源をオフにする(6分間操作しなければ自動で電源がオフになる)
- カートリッジとタバコカプセルが装着されていることを確認する
- ボタンを3回連続で素早く押し、電源をオンにする
- デバイスが振動し、ディスプレイに開いた鍵のマークが表示されていることを確認する
- ゆっくりと口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
- 満足したら再度ボタンを素早く3回押し、電源をオフにする(6分間操作しなければ自動で電源がオフになる)
- カートリッジにタバコカプセルを差し、バッテリーに取り付ける
- タバコカプセル側からゆっくりと吸い込む
- 口腔内に溜めてから肺に入れ、煙を吐き出す
加熱式タバコの特徴
加熱式タバコと紙巻きタバコの違いは、直接タバコ葉を燃やさずタバコ葉が詰まった専用タバコスティックの周りを高温で加熱、またはタバコ葉が詰まったカプセル内を低温の蒸気を通すため、ニコチンの発生が少なくなることです。
とはいえ、吸いごたえや風味は紙巻きタバコに劣らないレベルで楽しむことが出来、またヤニ汚れや臭いが無いので賃貸物件でも壁や家具を汚さずに済みます。
タール・ニコチン量が少ない紙巻きタバコを吸っている方ならスムーズに乗り換えられ、加熱式タバコのみ喫煙可能な店舗やホテル・喫煙スペースが増えているので利便性も高いです。
電子タバコ・VAPEの基本的な吸い方
コンビニやアメニティストア・ドラッグストアで販売されていることも多い電子タバコやVAPEは、ボタン操作不要でそのまま吸い込む使い捨てタイプやPOD型のもの、または本体に好みのリキッドを入れて楽しむタイプのものがあります。
ボタンやスイッチがついていなければ操作不要、ついていれば押すことでリキッドが加熱されて蒸気を楽しむことが出来るものということが簡単な見分け方です。
また、電子タバコ・VAPE両方ともがリキッドが無くなるか電池切れになるまで吸い続けられ、吸い方も肺喫煙・口腔喫煙の両方を楽しむことが出来ます。
- そのままゆっくり吸い込む(※スイッチがある場合はスイッチを押しながら吸い込む)
- 口内に煙を溜め、上記を肺に入れる
- ゆっくりと吐き出す
電子タバコ・VAPEの特徴
電子タバコ・VAPEはどちらも香り付きのリキッドを加熱し、生成された蒸気を味わうことを楽しむタバコの一種です。
本体、またはPODと呼ばれるカプセルの使い捨てタイプが多いのが電子タバコ、リキッドを充填して本体を使い回すことが出来るものをVAPEと覚えておくと分かりやすいでしょう。
電子タバコよりもVAPEの方が蒸気の量が多くなるため、むせやすいという特徴があります。
葉巻の基本的な吸い方

タバコ葉を2層のタバコ葉で巻いたものが葉巻で、タバコ葉の種類や太さ・中心となるタバコ葉の重さなどによってシガーやシガリロなどとも呼ばれます。
フィルターが無く、基本的には口腔喫煙をして香りや風味を味わい楽しむためのもので、肺喫煙すると高い確率でむせるので気をつけましょう。
また、葉巻は時間がある時にゆっくり楽しむためのものなので、ゆっくりと燃焼温度を上げないようにしつつ煙を吸い込み、口腔内で薫らせるように鼻で息をしながら味わってみてください。
- 葉巻のラッパーが巻かれている先端をシガーカッターで切り落とし、吸い口を作る
- 反対側の先端を45度に傾けて、全体をあぶり炭化させる
- 直に火をつけず、遠火で回しながらカットした外周に1mm程度白い炭がつくように火をつける
- ゆっくりと吸い込み口腔内に煙を溜める
- 口腔内で煙を燻らせ、舌で煙を押し出すように吐き出す
葉巻の特徴
葉巻は銘柄や産地によって芳醇な香りや風味が変わり、また灰が1~2cm程度になるまで落とさないようにし、燃焼温度を一定に保つ口腔喫煙をするようにしましょう。
紙巻きタバコとは違い、途中で火を消しても再度楽しむことが出来るのが葉巻の特徴で、灰皿に置いておくだけで火が消えます。再度着火する場合はついている灰を落としてから火をつけてください。
1本あたり1,000円以上、1万円を超える葉巻も珍しくないものですが、シガーバーなどへ行くと手頃なものを教えてもらいながら楽しめるので、興味がある方はチャレンジしてみましょう。
リトルシガーの基本的な吸い方
細く刻まれたタバコ葉をタバコ葉で巻き、フィルターを付けたものがリトルシガーです。
サイズは一般的な紙巻きタバコと変わらず、吸い方も肺喫煙・口腔喫煙のどちらでも楽しむことが出来ますが、稀にフィルターがついていないものがあるので注意してください。
今は紙巻きタバコと同じ銘柄から複数のリトルシガーが販売されていることがあるので、購入する際は通常の紙巻きタバコかリトルシガーかを確かめてから購入するようにしましょう。
- タバコを咥え、軽く息を吸いながら火をつける
- ゆっくりと弱く口腔内に吸い込み、煙を溜める
- 優しくゆっくりと煙を吐き出す
リトルシガーの特徴
通常の紙巻きタバコと葉巻のいいとこどりのようなリトルシガーは、香り高いタバコを手軽に楽しめるので初心者にもおすすめです。
ただし、タール・ニコチン量が記載されていないため、思っているよりも吸った時に重さを感じる可能性があるので、その点では注意が必要でしょう。
リトルシガーでも紙巻きタバコと同様にメンソールや甘いフレーバーがついている銘柄があるので、本来のタバコの風味とフレーバーを楽しめるリトルシガーにも挑戦してみてください。
シーシャ・水タバコの基本的な吸い方

紙巻きタバコや加熱式タバコ、葉巻・電子タバコなどとは一線を画すシーシャ・水タバコは、専用の皿の上でタバコ葉を燃やして発生した煙を水パイプにくぐらせ、香りや味の付いた煙を吸うタバコの1種です。
これまでにご紹介した吸い方とは違い、少し強く吸い込んだらそのまま口を開けて自然に煙が出ていくのを待つという吸い方をします。
基本的には口腔喫煙を推奨される事が多いですが、肺喫煙も可能で蒸気を肺に入れる方が香りや風味をを損なわずに済むとも言われているので、色々な吸い方を試してみましょう。
シーシャの基本的な吸い方は以下の手順になります。- ゆったりと深呼吸をする程度、水が音を立てるくらいの強さで1~2秒吸う
- 吸ったら煙を肺に入れ、すぐに口を大きく開けて顔を斜め上に上げる
- 息を吐くのではなく、自然に煙を出す
シーシャ・水タバコの特徴
シーシャ・水タバコは吸いこむ時間と強さで香りや風味が変わるので、1~2秒ほどで短く強く吸う・4~5秒ほどかけて吸うなど吸い方を工夫してみることがおすすめです。
水分が多い煙を吸うため、慣れていない初心者は慌てて吸い込んでしまいむせる事が多いので、リラックスした状態でのんびりと3~4回吸ったら数分の休憩を行うようにしましょう。
1回に付き1~2時間程かけてリラックスしながら楽しむもので、フレーバーも多種多様となっておりニコチンが入っていないものもあるので喫煙者以外にもシーシャ・水タバコを楽しむ方が増えているという事が特徴です。
初心者必見!正しいタバコの吸い方や肺に入れるコツ・むせないやり方を徹底解説!まとめ
タバコ初心者が気になるタバコの吸い方や煙を肺に入れるコツ、むせないやり方を解説いたしました。
女性に好まれる甘いタバコ、また渋い男性の象徴とも言える葉巻などタバコの種類でも吸い方は変わりますが、肺に入れるだけが正しい吸い方ではなくふかしタバコと言われる吸い方も間違いではないということが分かって頂けたかと思います。
肺喫煙や口腔喫煙といった吸い方だけでなく、タール・ニコチン量でもむせやすい場合があるので、自分に合ったタバコを探してみてください。
初心者でも十分に楽しめて吸いやすいタバコを探したりしている間に、肺に入ってるかわからないという感覚も無くなっていくので、ぜひ色々なタバコに挑戦してみましょう!
