紙巻きタバコにはロングとショートの2種類がありますよね。タバコを吸う方には聞き馴染みのある2つの単語ですが、違いは種類・長さ・値段のみでしょうか?
結論から言いますと、タバコのショートとロングの違いは種類や長さ、値段だけではなく「吸い応え」や「味」にも違いがあります。
「同じ銘柄・値段なのにサイズは2種類」どちらがお得なのかも気になりますよね。ショートとロングでの種類や長さ、値段の違いだけでなく、サイズによるお得さの違いについても解説していきます。
目次
タバコのショートとロングの2種類の違いを解説

タバコを吸う方は「なぜ同じ銘柄のタバコなのにショートとロングの2種類があるの?」と一度は疑問に思ったことがあるでしょう。
タバコの長さ・サイズで2種類の違いがあるのはもちろんの事ながら、その他に「タバコの葉の量」や「味」にも違いが出てきます。
タバコのショートとロングの2種類の特徴をご紹介したうえで、値段によるお得さの違いがあるかも詳しく解説していきます。
タバコのショートとロングの違い①:フィルターの長さ
タバコのショートとロングの2種類を見比べた際、最も分かりやすい違いは全体の長さの違いです。全体の長さの違いの中でも「フィルターの長さの違い」に注目していきます。
タバコは全体の長さの違いに比例してフィルターの長さも変わります。ロングの方がタバコ全体の長さが長いのでフィルターの長さはショートよりも数ミリ長いです。
フィルターはタバコの味をまろやかにする役割をしているので、タバコ特有のキツさを和らげてくれます。その為、フィルターの長さが長いロングの方がショートよりも煙を軽く感じる事ができるでしょう。
タバコのショートとロングの違い②:タバコの葉の量
タバコのショートとロングでは全体の長さが違います。全体の長さに違いが出てくると必然的にタバコの葉の量にも違いが出てきます。
タバコの葉の量はロングの方が多くショートの方が少なくなっています。ただここで一つお伝えしたいのは、タバコの葉の量が味の濃さに繋がるわけではないということです。
タバコの味をやわらげたりマイルドに感じさせる役割はフィルターにあるので、タバコの葉の量の違いだけでは味に違いはありません。
タバコのショートとロングの違い③:値段
タバコを吸う方はご存じだと思いますがタバコのショートとロングで値段に違いはありません。「同じ値段ならロングの方が長く吸えてお得では?」と思う方も多いことでしょう。
タバコのショートとロングは同じ銘柄・同じ値段でも、味や吸い応えに違いが出てきます。人によって味の好みや求めている吸い応えには違いがあります。
考え方は人それぞれですが同じ値段でも自分好みのタバコを楽しめるので、一概に「ロングの方がお得」とは言いきれません。
タバコの4種類の長さの特徴をそれぞれ解説

一般的によく見かけるサイズのタバコはショート、ショートよりも少し長いタバコはロングと呼ばれています。
これまでタバコのサイズはロングとショートの2種類のものとして解説してきましたが、実はタバコのサイズは長さの違いによって4種類に分けられます。
4種類とは「キング」「ロング」「レギュラー」「スーパーキング」です。それぞれ代表的なタバコと共にサイズの違いを解説していきます。
タバコの4種類の長さの特徴①:キング
まずはキングサイズのタバコの長さについてです。キングサイズのタバコの長さは8cmなのですが、実はこのキングサイズのタバコが一般的にショートと呼ばれているタバコにあたります。
代表的なタバコとして「マールボロ」「セブンスター」「メビウス」「ハイライト」等があります。
キングサイズのタバコはタバコを吸う方の中でも一番メジャーなタバコなのではないでしょうか?ちなみに日本では販売数や製造数が一番多いタバコです。
タバコの4種類の長さの特徴②:レギュラー
次にレギュラーサイズのタバコの長さについてです。レギュラーサイズのタバコは4種類のタバコの中でも一番長さが短く7cmのタバコです。
代表的なタバコとして「ショートホープ」「ショートピース」などがあり、味が個性的で独特なタバコが多い印象があります。
タバコの全体の長さが短い分、フィルターの長さも短いのでガツンとした吸い心地を楽しむことができます。
タバコの4種類の長さの特徴③:ロング
次にロングサイズのタバコの長さについてです。ロングサイズのタバコはショートサイズのタバコより少し短いタバコで長さは8mmです。
代表的なタバコとして「わかば」がありますが、今は販売が終わってしまっています。これからもロングサイズが販売されることは恐らくないでしょう。
ロングサイズのタバコは今ではあまり見かけませんが、80年代頃に最も主流なタバコでした。
タバコの4種類の長さの特徴④:スーパーキング
最後にスーパーキングサイズのタバコについてです。スーパーキングと名付けられるだけあって長さが一番長く全体の長さが100mmです。
そして一般的にロングと呼ばれているサイズのタバコは、4種類のタバコの中でこのスーパーキングという種類にあたり、代表的なタバコとして「ピアニッシモ」があります。
タバコ全体の長さが長い分、フィルターの長さも長くなります。その為マイルドな味になり、タバコ独特の苦味が苦手な方が吸っているような印象です。
【まとめ】タバコの4種類の長さの特徴
これまで「キング」「レギュラー」「ロング」「スーパーキング」の4種類のタバコについてそれぞれ解説してきました。
4種類のタバコの長さの違いと、どのサイズがショートとロングにあたるのかも一目で分かるように下記にまとめてみました。
タバコの4種類のそれぞれの長さ | |
---|---|
レギュラーサイズ | 70mm |
ロングサイズ | 80mm |
キングサイズ (一般的なショート) |
85mm |
スーパーキング (一般的なロング) |
100mm |
タバコのサイズを4種類のサイズに分けると、一番短いレギュラーサイズと一番長いスーパーキングサイズでは30mmもの違いがあります。
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タバコのショートとロングで味に変化はあるか解説

タバコは銘柄だけでもたくさん種類があるのに、そのうえサイズまで種類があるとなるとどれを選べばいいか分からなくなりますよね。
初めて吸ったタバコがショートだからなんとなくショートを吸い続けている方や、周りにロングをおすすめされたからロングを吸っているなんて方もいることでしょう。
とはいえ、同じ銘柄でもショートとロングでは味に違いがあるという声も多いので、長さの種類だけで味に変化が出るのかどうかを解説していきます。
タバコのショートとロングの味の違い①:ロングはタバコの味がまろやか
ロングサイズのタバコは全体の長さが長い分、フィルターの長さも長くなるので味がまろやかになり吸い応えも軽くなります。
そのため、タバコの独特な苦味が和らげられるので「タバコは吸いたいけれど苦味には慣れない」という方やタール・ニコチン量が少なくてもいい、優しいメンソールを長く楽しみたい方に向いていると言えるでしょう。
普段吸っているショートサイズが少しキツイなと感じる場合は、ロングサイズに変えるだけで吸いごたえや味がまろやかになります。
タバコのショートとロングの味の違い②:ショートはタバコの風味が強い
ショートサイズのタバコは、ロングサイズと比較すると吸いこんだ時の煙の量が多くなるので、タバコ特有の風味が強く味わえることが特徴です。
強く吸い込まなくてもダイレクトに肺まで煙が到達しやすいため、タール・ニコチンを吸収しやすくなりますし、同じ銘柄でもロングサイズより濃い風味を堪能できます。
現在ロングサイズのタバコを吸っている方で、もう少し吸いごたえや風味を味わいたいと感じている方は、同じ銘柄にショートサイズがあれば試してみてください。
タバコのショートとロングの味の違い③:葉・タール量で味の違いが出る
実際にショートサイズとロングサイズのタバコを並べてみると分かりやすいのですが、両者ではフィルターの長さやタバコ葉が入っている部分の長さが違います。
そうすると、必然的にロングサイズの方がショートサイズよりもタバコ葉の量やタール・ニコチン量も多くなるのですが、フィルター自体や吸い口までの距離が長いため味わいがまろやかで軽くなるのです。
また、燃焼時間が長くなるロングサイズは燃えていない部分にタールが付着するので、ショートサイズよりも雑味が増えてコクが出るという声もあるので、どちらが好みかを確かめてみましょう。
タバコのショート派・ロング派の口コミ・評判

タバコのショートとロングの長さの違いや値段・味の特徴など解説してきましたが、人によって好みは違いますしタバコを吸った時の感じ方にも違いがあります。
普段ショートのタバコを愛用している方はショートの何に、ロングのタバコ愛用者はロングの何に魅力を感じているのか、ショート派・ロング派それぞれの意見を味への満足度にも注目しつつご紹介していきます。
タバコのショート派・ロング派の口コミ・評判:ショート派の意見
まず「タバコはショート派」の方の意見です。
ショートが好きです。自分が普段よく吸っているタバコはポール・モールですが、他のタバコでショートとロングを比べた時でもロングは味が落ちる感じがします。
ショートしか買わないです。私の周りの人たちもロングを吸う人は見かけないですし、ロングは味が薄い気がしてあまり美味しくないです。
ショート派です。タバコは半分くらい吸うだけで満足できるので、少しで吸い応えを感じれるショートの方が自分には合っています。ロングは長すぎだと感じます。
ショート派の方は濃い味にこだわりがある方が多く、ロングのタバコでは味が薄く満足感が得られないという意見が多かったです。
他には「パッと吸ってパッと捨てるからショートは無駄がない」という自分の吸い方に合わせてショートを選ぶ方もいました。
また「女性の口紅がついているロングのタバコを見てからロングは女性というイメージが抜けない」という面白い口コミもありました。
タバコのショート派・ロング派の口コミ・評判:ロング派の意見
次に「タバコはロング派」の方の意見をご紹介していきます。
ずっとロングを吸い続け、気づけばロング歴10年です。今は仕事を辞めたので、タバコにはストレス解消というよりはゆったりした時間を求めます。ゆったり吸うにはロングがピッタリです。
ロング派です。メンソールが好きで、バージニアスリム6ミリを長年吸い続けています。ロングに慣れているので、たまにショートを吸うとあまりにも早く吸い終わる感じがして思う存分リラックスができないです。
同じ値段なのでロングの方がお得な気がしてロングを買っています。メンソールを吸ってから普通のタバコは吸えなくなったくらいメンソールが大好きです。なので、メンソールかつロングのタバコにこだわっています。
ロング派の方の意見を見てみると「メンソールが好きでロングです」「ロング派でメンソール専門です」など、メンソールの味が好きな方が多い印象でした。
その他に値段の部分でロングにお得さを感じている方も多かったです。「1本で長く吸えるからロング」「同じ値段でたくさん吸える気がするからロング」といった意見がありました。
タバコのショート派・ロング派の口コミ・評判:こだわらない派の意見
最後に「タバコのショートとロングはこだわらない派」の方の意見をご紹介していきます。
ロングもショートもどっちでもいいです。長さは気にしないけど吸い心地にはこだわりがあります。普段吸っているタバコは、しっかり吸い応えを感じれて気に入っていますが、メンソールが好きなので味で満足できるタバコがあればロングでもショートでもどちらでもいいです。
普段はショートを吸っていますがサイズにこだわりはないです。家族全員が同じ銘柄を吸っているので、なんとなく流れで同じ銘柄を吸うようになっただけで自分で選んだことは無いです。
ショート派でもロング派でもないのですが、自分が普段吸っているタバコはショートサイズしかありません。なので今は必然的にショートサイズを買っているのですがマイルドさにこだわっているので、自分の好みのタバコがあればロングでも吸うと思います。
こだわりがない方は「家族が皆同じ銘柄を吸っている」といった周りに合わせている方の意見が多かったです。
「なんとなく吸ったタバコがたまたま自分には合っていてそのまま馴染みのタバコになった」パターンが多いのかもしれませんね。
タバコのショート・ロングのおすすめ銘柄

これまでタバコのショートとロングの長さの違いや特徴を解説し、自分に合ったサイズのタバコの選び方などをご紹介してきました。
普段ショートを吸っている方はロングに、ロングを吸っている方はショートに興味が出てきた方も多いのではないでしょうか?
ショートとロングは味や吸い応えに違いがあります。ショートとロングそれぞれのおすすめの銘柄を「どういったポイントが魅力的なのか」も合わせてまとめつつご紹介していきます。
タバコのロング・ショートのおすすめ銘柄:ショート
まずは日本で一番吸っている方が多いショートのタバコです。代表的に知られている「マールボロ」「セブンスター」「メビウス」「ハイライト」の4つをご紹介していきます。
これを機にショートを試される方、もしくはショート愛用だけど他の銘柄に興味がある方は是非これから購入する時の参考にしてみて下さい。
タバコのショートのおすすめ銘柄①:マールボロ

本来は「マールボロ」ですが、日本では縮めて「マルボロ」と呼ばれていることが多いです。
マールボロはとてもシンプルで味のバランスが良く特にクセがないタバコでありながら喫煙した感はしっかり感じれる事が特徴です。
王道のタバコで手に入れやすいので、気軽にお試しできるのではないでしょうか。
タバコのショートのおすすめ銘柄③:セブンスター

セブンスターはショートサイズのタバコの中でも日本の代表的なタバコの一つで、日本で初めてチャコールフィルターを使用した事でも知られています。
セブンスターは香りの豊かさと個性的な甘みが特徴です。またチャコールフィルターはにおいや雑味を吸着するので味をマイルドにしてくれます。
セブンスター独特の味わいは日本人好みの味になっているので、一度試したらハマるかもしれません。
タバコのショートのおすすめ銘柄④:メビウス

メビウスは以前は「マイルドセブン」の名称で販売されていたタバコで、そもそもはセブンスターのマイルドバージョンとして発売されました。
今では王道のメビウスですが、好まれる理由は「味がシンプルで特に目立つ特徴はないものの飽きがこない」といったところです。
しつこさが無いため飽きずに吸い続けていけるので、今吸っているタバコにしつこさを感じている方はメビウスのシンプルさを味わってみてはいかがでしょうか。
タバコのショートのおすすめ銘柄④:ハイライト

ハイライトは煙の量がニコチンやタール量が多いタバコで、ラム酒の香りがすることが特徴です。
煙の量が多く重めのタバコなので軽い吸い心地に慣れている方はハイライトを吸う時はクールスモーキングをおすすめします。吸い方をクールスモーキングにする事で吸いやすくなるでしょう。
クールスモーキングをするには煙をゆっくり優しく吸い込む事を意識してください。ゆっくり優しく吸い込むことでラム酒の香りをより味わえます。
タバコのロング・ショートのおすすめ銘柄:ロング
タバコの独特の味が苦手な方にロングでおすすめのタバコ「ピアニッシモ」「パーラメント」の2つをご紹介していきます。
タバコを吸う事でリラックスする事を求めている方にもおすすめなので、自分がタバコを吸う時のシーンに応じて使い分けてみても良いでしょう。
タバコのロングのおすすめ銘柄①:ピアニッシモ

ピアニッシモは可愛らしいパッケージで女性が吸っているようなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
クセがなくて刺激も少ないので吸い心地がスッキリしていることが特徴です。また、臭いが気にならない事でも知られています。
ピアニッシモはメンソールが強いものが多く後味がスッキリしている為、気軽にリフレッシュできるのでメンソール好きには一度試していただきたい銘柄です。
タバコのロングのおすすめ銘柄②:パーラメント

パーラメントは上品な味わいで辛みをあまり感じず、くどくない甘さが特徴のタバコです。
ちなみにクールスモーキングすると、より甘みを感じしっかりと味わうことができるのでクールスモーキングでの吸い方をおすすめします。
パーラメントは上品な甘みのタバコなので落ち着いて一休みしたい時におすすめのタバコです。
タバコのロング・ショートのおすすめ銘柄:レギュラー
タバコを長年吸ってきた方や、タバコ独特の苦みがクセになっていてもっとガツンとくるタバコを探している方には、ショートより短いレギュラーサイズをおすすめします。
代表的に知られている「ショートホープ」「ショートピース」の2つをご紹介していきます。
タバコのロング・ショートのおすすめ銘柄①:ショートホープ

ショートホープは日本の代表的なタバコの一つで、フィルター付きのタバコとして日本で初めて発売されたタバコです。
タバコ独特の味がしっかりしていて、個性が強く吸い応えがあるので1本で満足感があることが特徴です。
しっかりした吸い心地なのに1箱10本入で280円と他のタバコよりも安く購入ができるので少しお得に気軽に試してもらえます。
タバコのロング・ショートのおすすめ銘柄②:ショートピース

ショートピースもショートホープと同じく日本の代表的なタバコの一つです。ガツンとくるタイプではありませんが味が人気なのでご紹介していきます。
ショートピースはタール値が高い銘柄がほとんどですが、上品な甘さがあってマイルドで口当たりも甘いことが特徴的なタバコです。
このショートピースならではの甘さにハマっている方が多いような印象です。長年高い人気を誇っているだけあると言えるでしょう。
タバコのショートサイズとロングの違いは長さ・値段だけ?種類による味の違いまとめ
ショートとロングというタバコのサイズによる違いは長さ・値段だけ?サイズの種類で味に変化があるのかについて解説してきました。
タバコに求めるものは人それぞれ違いますし味の好みも違います。今吸っているタバコに何かしらの物足りなさを感じ十分には満足できていなかった場合は、まずサイズを変えてみましょう。
今よりもまろやかな味を求めるならロング、ガツンとしたタバコの味を求めるならショートという風に、同じ銘柄でも味に違いがあるので試してみると自分に合うものを見つけられます。
