世の中には様々な隠語と呼ばれるものがありますが、実はタバコにも様々な隠語や別の言い方があることをご存知でしょうか?
よく使われる隠語としてはヤニやモクが代表的で、タバコを吸うという行為の言い換えや表現としては「一服する」などとも言い、またタバコの銘柄によっても呼び方が様々あります。
今回はタバコや吸うこと・喫煙者の別の言い方や隠語、また銘柄別の呼び方などを徹底調査した結果をご紹介していくので、ちょっとした雑学として参考にして下さい。
目次
- 1 タバコの有名な隠語や言い換え・表現方法を4種類解説
- 2 タバコを吸う時に使われる言い方や呼び方を紹介!
- 3 タバコを吸う人に使われる呼び方を紹介
- 4 タバコ銘柄別の言い方や呼び方を10銘柄紹介
- 4.1 SevenStars(セブンスター)の別の言い方や呼び方
- 4.2 MEVIUS(メビウス)の別の言い方や呼び方
- 4.3 Marlboro(マールボロ)の別の言い方や呼び方
- 4.4 LUCKY STRIKE(ラッキーストライク)の別の言い方や呼び方
- 4.5 HOPE(ホープ)の別の言い方や呼び方
- 4.6 Peace(ピース)の別の言い方や呼び方
- 4.7 hi-lite(ハイライト)の別の言い方や呼び方
- 4.8 Natural American Spirit(ナチュラルアメリカンスピリット)の別の言い方や呼び方
- 4.9 Winston(ウィンストン)の別の言い方や呼び方
- 4.10 LARK(ラーク)の別の言い方や呼び方
- 5 タバコの種類を言う時に使われる言い方・呼び方を4種類解説
- 6 タバコの隠語や別の言い方・呼び方について紹介まとめ
タバコの有名な隠語や言い換え・表現方法を4種類解説

タバコには様々な隠語があり、普段からタバコを吸う方は「ヤニ」や「モク」など一度は聞いたことがあると思います。
普段からよくタバコの隠語を使っている人でも、実際にどういった意味があるのか気になる方もいるのではないでしょうか?
タバコの歴史は深く隠語や別の言い方・呼び方、また表現などがあったので、今回はそれぞれの隠語や言い換えの由来なども含めて解説していきます!
タバコの有名な隠語や表現方法:モク
モクと呼ぶ方は限られてくると思いますが、よく言われるタバコの吸い方である「シケモク」という言い換えの方が、よく使われるのではないでしょうか。
タバコの表現として有名な「モク」とは、江戸時代から使われているほど古くからある隠語で「香具師奥義書」という書物にも記載されており、当時は的屋や不良の間でよく使われた隠語でもありました。
由来としては、タバコの煙が「モクモク」した様子からモクと呼ばれるようになった説もあれば、煙を雲に見立てて雲を逆さ読みした倒語となりモクと呼んだという2つの説が有力です。
タバコの有名な隠語や表方法現:ヤニ
タバコの隠語として有名なヤニですが、普段からタバコを吸わない方にとっては馴染みのない隠語だと思います。
ヤニという言い方もタバコの事を指した隠語となっていますが、本来はタバコに含まれているタールやタバコを吸った時に煙管やパイプにたまる褐色の粘液がヤニという成分です。
タバコを吸いに行くことを「ヤニ吸ってくる」と言い換えたり、ニコチンの影響が薄まってきたという事を「ヤニがきれてきた」と言う事もあるので聞いたことがある方もいるでしょう。
タバコの有名な隠語や表現方法:目覚まし草・目覚草
目覚まし草・目覚草という隠語はタバコのことを指し、安土桃山時代に使われたタバコ葉の当て字からきているという説があります。
また近松門左衛門が制作し、1708年に初演された浄瑠璃の「雪女五枚羽子板」という作品の中で、煙管を燻らせる際に目覚草という言葉が使われていたことで広まった隠語です。
古風な言い換え表現なのであまり馴染みはないかもしれませんが、読んで字のごとくタバコを吸うと目が覚めるという喫煙者が多いので今でも使える隠語なのではないでしょうか。
タバコの有名な隠語や表現方法:忘れ草
あまり聞き馴染みのないタバコの隠語に、忘れ草というものもあります。その意味としては、タバコに関係する江戸時代のことわざである「屁は笑い草、煙草は忘れ草」からきています。
忘れ草の「草」という部分は、タバコが植物であることを掛けた言葉になっていて、このことわざから分かるように江戸時代の人には、タバコが心配事を忘れさせてくれる植物や手段であったのでしょう。
作家の泉鏡花も「化銀杏」という作品で憂いを忘れるためにタバコを吸ったという表現に忘れ草という隠語を使っており、江戸時代から昭和初期にかけてまでは使われていた言い換え表現だと考えられます。
タバコを吸う時に使われる言い方や呼び方を紹介!

タバコの隠語や言い換え・表現方法をご紹介してきましたが、タバコを吸いに行く時や喫煙する様子に関しても様々な隠語・呼び方があるのをご存知でしょうか?
一言でタバコを吸うと言っても、地域や時代によって言い方や呼び方が異なるので、ここからはタバコを吸う時に使われる別の言い方・言い換えをご紹介していきます!
タバコを吸う時の言い方や呼び方:ふかす
タバコをふかすとは、タバコの煙を肺に入れずに口の中に溜めた煙を強く吐き出す様子を指し、フィルター付きの紙巻きタバコが主流でなかった時代から「パイプや煙管をふかす」という表現がされていました。
また、タバコをふかすというのは、吸ったタバコの煙を肺まで入れず口の中で味わう口腔喫煙のことでもあり、現在でも基本的に葉巻を楽しむ際は煙を燻らせふかすことが正しい喫煙方法だと言われています。
紙巻きタバコの場合は、ニコチンを早く吸収させるために煙を肺に入れるのですが、かっこつけたいがためにわざとらしくタバコをふかしているとダサいと言われてしまうので気をつけましょう。
タバコを吸う時の言い方や呼び方:一服する
タバコを吸わない方でも、何か仕事や作業中に一度休憩をはさむ時に一服すると言うのではないでしょうか?
一服するとは、タバコを一回吸ってひと休みする様子を指しています。服とは薬の包やお茶などを飲む回数を数える言葉になり、お茶を一杯飲むときも一服と言います。
お客様にお茶やコーヒーを出すときなどに「一服どうぞ」と言うこともあり、休憩を勧める時の言い方として現在でも使われる事が多いです。
タバコを吸う時の言い方や呼び方:飲む
タバコを飲むという言い方をご存知でしょうか?大正や昭和の時代の人は、一般的にタバコを吸うではなく「飲む」という言い方をしていました。
愛煙家や喫煙者の方を「たばこのみ」と表現した呼び方もあり、タバコは吸うでも飲むでも同じ意味になります。
このタバコを飲むという言い方は江戸時代から続くもので、伝統芸の落語の中にも多く使われているタバコを吸う時の言い方です。
タバコを吸う時の言い方や呼び方:くゆらせる
くゆらせるとは、タバコの煙をゆったりと立ち昇らせる様子を表現した言い方で、タバコの他にはお香や線香の煙がスーッと立ち昇る時に使われる言い方です。
また「紫煙をくゆらせる」という表現もありますが、この紫煙は特にタバコの煙を指し、タバコを吸うことを意味します。
現代では少なくなりましたが、パイプや葉巻・タバコから緩やかに紫煙が立ち昇る様は優雅で、時間の流れがゆっくりに感じる時にはくゆらせるという表現がぴったりなのではないでしょうか。
タバコを吸う時の言い方や呼び方:チェーンスモーカー
チェーンスモーカーとは、立て続けにタバコを吸う人や連続してタバコに火をつける人を指す呼び方で、1本のタバコを少しだけ吸って消してはまた次のタバコに火をつける様を表しています。
タバコをよく吸う人を意味するヘビースモーカーより、さらに多く本数を吸う人の呼び方にもよく使われ、特徴としてはタール数やニコチンが少ない軽いタバコを立て続けに吸う人の事です。
元は英語のchain smokeから来ており、繋がった鎖のように連続してタバコを吸う様子を表現した言い方・呼び方となっています。
タバコを吸う時の言い方や呼び方:シケモク
一度吸って短くなったタバコの吸い殻、または吸い殻を集めてばらしたものを巻きなおしたタバコを指す隠語のシケモクは、湿気を吸ったタバコそのものやケチ臭い(シケた)タバコという意味があります。
湿気ったタバコの様子とタバコの隠語であるモクを掛けた俗称で、吸い方の意味として「シケモクを吸う」というものがよく使われる表現です。
シケモクの吸い方は、吸い終わったタバコに火をつけて吸いますが、タバコが不味く感じたり普通に吸うよりもニコチンやタールの摂取量が増えるため、健康面を考えるとあまりおすすめできない吸い方と言えます。
タバコを吸う人に使われる呼び方を紹介

普段からタバコを吸う人も吸わない人も、喫煙者のことを別の言い方で表現することもあるのではないでしょうか。
愛煙家やヘビースモーカーなどは、よくタバコ好きの有名人を紹介するときに使われがちですが、主に非喫煙者から言われることが多いSNS界隈でよく使われる「ヤニカス」という呼び方まであります。
本項目ではタバコを吸う人に使われる呼び方を、理由や由来を交えて解説していきますのでご覧ください。
タバコを吸う人の別の言い方や呼び方:愛煙家
愛煙家とは、タバコが好きな人やよく吸う人を言い換えた言葉で、好んで喫煙する人を指した表現になり、JT(日本たばこ産業)やマスコミの造語ともいわれています。
主に公共の場で喫煙者の方を呼ぶ時に使われる言い方で、タバコを好んで吸っている方の中でもマナーを守り楽しんでいる方に向けた呼び方です。
反対にタバコの煙や喫煙者を嫌う人の呼び方が嫌煙家で、タバコの副流煙による健康被害やタバコの臭いを気にしている非喫煙者が多く、タバコを社会の害悪だと思っている方を指します。
タバコを吸う人の別の言い方や呼び方:ヘビースモーカー
ヘビースモーカーとは、タバコをたくさん吸う人や常にタバコを手放さない人を指す言い方・呼び方です。
一般的な喫煙者が吸うタバコの本数は平均的に1日1箱以内なのですが、ヘビースモーカーの定義では1日にタバコを1~1箱半以上吸う人で、起床後5分以内に喫煙したり病気で寝ている時もタバコを吸う人を指します。
また、タバコを吸ってはいけない場所にいるとストレスを感じる、イライラしてしまうというような重度のニコチン依存症の人もヘビースモーカーと言われる事が多いです。
タバコを吸う人の別の言い方や呼び方:ヤニカス
ヤニカスとは、最近になって使われてきたネット発祥とも言われている隠語で、喫煙者に対する罵倒や侮辱の意味がある表現です。
喫煙者そのものや特にマナーの悪い喫煙者という意味で使われることが多く、タバコを吸ってはいけない場所で吸う人や健康上禁煙を勧められているにも関わらずタバコを吸う人に使われることもあります。
タバコの副流煙による健康被害が重要視されてきた現代では、主に歩きタバコやタバコのポイ捨て・食事中の人の横でタバコを吸うとヤニカスと呼ばれるので気をつけましょう。
タバコを吸う人の別の言い方や呼び方:ニコ中
タバコに含まれる成分であるニコチンに依存した人、いわゆるタバコに依存したニコチン依存症の人を指す言い方・呼び方がニコ中です。
こちらもヤニカスと同じく、喫煙者を罵倒や侮辱する意味でよく使われる呼び方でもあり、タバコをやめられない人を指す傾向があります。
喫煙者は慢性のニコチン中毒で、不整脈や消化不良を起こす事が多いという意味も含まれているほか、マナーの悪い喫煙者を指す蔑称としても使われる言い方です。
タバコ銘柄別の言い方や呼び方を10銘柄紹介

ここまでタバコそのものや吸い方・喫煙者を指す隠語や言い換えの表現などを解説しましたが、実に様々な言い方・呼び方をしているのが分かって頂けたと思います。
次に、タバコの銘柄別に親しまれている愛称や別の言い方を紹介していきますので、愛煙家の方との会話などに是非活かしてみてください!
SevenStars(セブンスター)の別の言い方や呼び方

JT(日本たばこ産業)が製造・販売を手掛けるセブンスターは「セッタ・セッター・ブンタ」という呼び方をされることが多いです。
過去にはJTから、セブンスターの別の言い方である「セッター」と「ブンタ」の文字がデザインされたセブンスターの限定パッケージが発売されたこともあるほど広まっています。
また、広告代理店の博報堂が過去に行った調査によると、セブンスターの別の言い方の中でもセッターが全国的に愛称として親しまれている模様です。
MEVIUS(メビウス)の別の言い方や呼び方

セブンスターと同じくJTが販売するメビウスは、旧称だったマイルドセブンの名残から今でも当時の「マイセン・マイルドセブン」という呼ぶ方も少なくありません。
また、タールの量によっても呼び方が異なるため、タール8ミリの現メビウスライトは当時「マイセラ」と、マイルドセブンライトを略した言い方をされていました。
メビウスのオプションシリーズは別の言い方として「オプション」と呼ばれており、オプションパープル・オプションレッドなど色を付けくわえた呼び方をします。
Marlboro(マールボロ)の別の言い方や呼び方

タバコブランドの中でも長く人気があるマールボロは、正式名称のマールボロよりも縮めて「マルボロ」と表現されることが多いです。
また、マールボロの代表的な銘柄のパッケージが赤いことから「赤マル」とも呼ばれますが、他にもパッケージの色からライトなら「金マル」、ブラックメンソールなら「黒マル・ブラメン」と呼ばれることもあります。
メンソールなら「マルメン」ライトメンソールなら「マルメラ」というように商品名を略す言い方が多い事が特徴で、アイスブラストは「アイブラ」となりますがタール数がその後に続く場合が多いです。
LUCKY STRIKE(ラッキーストライク)の別の言い方や呼び方

ラッキーストライクは、略して「ラキスト、ラッキー」と呼ばれることが多いですが、そのパッケージの見た目から昭和初期世代は「赤玉」とも呼ばれていたようです。
青い色が特徴的なエキスパートカットシリーズは「ラキストの青」とも呼ばれますが、カプセル付きのブラックシリーズはあまり略す言い方をすることが少ない印象があります。
ただ、ラッキーのチルベリーなどというように、ラッキーストライクを略した上で商品名を言うことが多いでしょう。
HOPE(ホープ)の別の言い方や呼び方

ホープは「ショートホープ」と呼ばれることが多く、以前ロングホープが発売されていた時に普通のホープと区別するためロングホープ、ショートホープと呼び方を変えていたことが由来です。
ロングホープが無くなった現在でも、その時の名残から「ショートホープ」と呼ばれており、これを略して「ショッポ」という呼び方が全国的に広まり主流となっています。
ライトやスーパーライトなど銘柄の種類が増えましたが、これらは「ショッポライト」「ショッポのメンソ」などショッポという言い方を残して呼ばれる事が多いです。
Peace(ピース)の別の言い方や呼び方

ピースは銘柄ごとに、それぞれ10本入りの小箱は「ショートピース、ショッピ」、丸い缶に入った50本入りのピースは「缶ピース・ピーカン・缶ピー」という愛称で親しまれています。
また、20本入りのピースは「ロングピース、ロンピー」が主流ですが、パッケージの色から「金ピース」という言い方をする方も多いです。
2000年以降に発売されたアロマインフィニティやアロマクラウンなどは略した別の言い方が無いので、ピースを外した名称をそのまま呼び方にしています。
hi-lite(ハイライト)の別の言い方や呼び方

洋酒を香料に使っている味わい深いタバコのハイライトには基本的に別の言い方はありませんが、ハイライトメンソールは「ハイメン」と略して呼ばれています。
ハイライトに別の言い方が無い理由は、この銘柄自体に種類が少ないことや名称自体が5文字と短いことにあるでしょう。
過去にはマイルドやイナズマメンソールなどのハイライトシリーズもありましたが、現在はレギュラーのハイライトとメンソールしか無いので覚えやすいですね。
Natural American Spirit(ナチュラルアメリカンスピリット)の別の言い方や呼び方

アメリカンスピリットは、100%無添加・無香料であったり天然のたばこ葉のみ使用しているのが特徴の銘柄で、基本的には「アメスピ」という呼び方をされています。
アメスピは種類ごとに違う色を使用したパッケージなので「アメスピ+色」で頼むと分かりやすいと思うのですが、黄色や緑は2~3種類あるのでライトやゴールド、ミントライトなど名称を付け加えるようにしましょう。
またターコイズやペリックはアメスピにしか無い名称のため、そのままターコイズ・ペリックという言い方をする方がいます。
Winston(ウィンストン)の別の言い方や呼び方

キャビンとキャスターという銘柄はウィンストンに統合されたので、現在はウィンストンキャビンやウィンストンキャスターとして販売されていますが、以前からの言い方をする方が多いです。
元々のウィンストンはそのまま、ブルーはウィンストンブルーと呼ばれ、ウィンストンキャスターはキャスターと呼ばれる事が多く、ウィンストンキャビンはキャビンと今でも多くの方が当時の言い方をします。
中でもウィンストンキャスターは独特で、タール5mgのものは「キャスターマイルド・キャスマ」3mgは「キャスタースパマイ」など、他の銘柄には無い別の言い方をすることが特徴的です。
LARK(ラーク)の別の言い方や呼び方

ラークは2000年以降に銘柄がかなり増えましたが、レギュラーのラークKSボックスは昔のパッケージが全面赤かったことで「赤ラーク」と呼ばれていました。
他にも、ラークマイルドは「ラーマ・白ラーク」、ラークのメンソールは「ラーメン」、パッケージが青いラークのアイスミントシリーズは「青ラーク」と呼ばれます。
またラークスマートプラスの14mgは黒いパッケージのため「黒ラーク」とも呼ばれ、色にちなんだ呼び方をされる事が多いのがラークの特徴です。
タバコの種類を言う時に使われる言い方・呼び方を4種類解説

同じ銘柄でも長さやタール数・パッケージの色によって種類が変わる事が多く、先述した各銘柄の別の言い方にプラスする言い方・呼び方があります。
特にタバコの銘柄を聞かれた時や購入する時によく使われるので、略した言い方を知りたい方は参考にして下さい。
タバコの種類を指す別の言い方や呼び方:ショート
タバコの銘柄にショートと付ける場合は、基本的に長さ70mmのホープやピースを指す事が多く、一般的な長さの85mmよりも短いタバコの事です。
ですが、次に解説するロングタイプのタバコがある銘柄では一般的なキングサイズのタバコをショートという言い方をすることもあるので、ややこしいと感じる方も多いでしょう。
ただ銘柄を指定してタバコを購入する際にはホープ・ピースの2銘柄のみに付ける言い方ですので「ショートのメビウス」などとは言わないということだけ覚えておいてください。
タバコの種類の別の言い方や呼び方:ロング
続いて「ロング」というのは基本的に100s(スーパーキングサイズ)サイズのタバコのことを指し、有名な銘柄で言うとパーラメントやピアニッシモなど長さ100mm以上のタバコのことです。
とはいえ、通常のピースに対してキングサイズのピースを「ロンピー(ロングピース)」と呼ぶように、同じ銘柄内で長さが違うものがある時にも使われます。
同じ銘柄内に一般的なサイズとロングサイズがある場合は、ロングサイズのものだけに「ロング」「100s」とプラスして言う呼び方をすることが多いです。
タバコの種類の別の言い方や呼び方:銘柄のパッケージ色
銘柄の別の言い方や表現として、パッケージの色と銘柄名を合わせた言い方や呼び方をすることがあります。
例えば、先ほど紹介したようにマルボロライトの「金マル」やラークの「赤ラーク」、またアメリカンスピリットも「アメスピ+色」というようにパッケージの色を足すと店員さんも分かりやすいです。
この他にも様々な銘柄でパッケージ色と合わせた表現をすることが多く、そこまで銘柄に詳しくない方でも覚えやすい言い換え方法となっています。
タバコの種類の別の言い方や呼び方:ライト
タバコでいうライトは、タール数が6~8mg程度の喫味が軽いタバコのことを指しており、タバコの風味の特徴を表しているとされています。
他にはマイルド・スーパーライト・エクストラライトなど、健康上の影響が少ない訳ではなく喫味の重みに対して使われる事が多いです。
呼び方によってタール数が決まっている訳では無く、銘柄が違うと同程度のタール数でもライト・マイルドの両方が使われている場合もあるので注意しましょう。
タバコの隠語や別の言い方・呼び方について紹介まとめ
今回はタバコや吸い方の隠語・別の言い方、銘柄別・種類別の愛称や言い換え表現について解説しました。
今でもよく耳にする隠語もたくさんありましたが、美しいタバコの別の言い方として目覚まし草や忘れ草など風流な言い換え表現もあるので使ってみてはいかがでしょうか?
喫煙者に対しては、あまりいい印象を与えない「ヤニカス・ニコ中」など不快に思うような表現をされることもあるので、こういった呼び方をされないようにタバコを吸う時はマナーを守ることが必須です。
また、タバコ銘柄の別の言い方・呼び方には昔からの愛称や略称が多く、今回紹介した銘柄や種類以外にもあるので喫煙者と会話する時のネタとして参考にしてください!
