日本において、常備野菜の定番の一つとされ、定番の野菜です。
そのため、料理のレパートリーも多く、なじみ深い野菜だと思います。
今回は、そんなにんじんの意外と知られていない健康効果、効能などを紹介したいと思います。
なお、現在スーパーなどで購入でき、主流となっているのは、西洋系の太くて短めの5寸にんじんと呼ばれる種類です。
朝鮮にんじんにも「にんじん」と名前がつけられていますが、5寸にんじんはセリ科なのに対して、朝鮮にんじんは、ウコギ科とウコンの仲間で、まったくの別物となっていますので注意してください。

・にんじんの栄養

にんじんの筆頭すべき栄養素といえば、ベータカロチンです。
ベータカロチンの命名の由来はにんじんからきています。
そのベータカロチンは、体内で必要な量だけビタミンAに変換される効果があります。
その含有量は、にんじん50g(およそ4分の1本)で、成人が1日に必要なビタミンAの必要量を満たすほどです。
また、ベータカロチン自体にも、がん予防や血糖値、血圧をコントロールする作用があるとされ、注目を集めています。
また、ベータカロチンは、にんじんの色素にもなっているのですが、金時にんじんの赤色は、このベータカロチンではなく、トマトと同じリコピン由来なので注意が必要となります。

・にんじんの効能

にんじんの主な効能は、
・がん予防
・免疫力向上
・血糖値、血圧のコントロール
・抗酸化作用
・動脈硬化の予防
などがあります。
グラム辺りのビタミンA換算時の効能を見るとしそやパセリには劣ってしまいますが、
にんじんに含まれるのがベータカロチンである点や一度の食事に使える量などを考えれば、にんじんはかなり優秀であると言えます。
また、アメリカでは、がんに対して最も効果がある野菜として、デザイナーズフード計画が発表され、重要な位置付けをされています。

・にんじんの選び方、保存方法

にんじんを選ぶ際は、オレンジ色が濃く、つやのあるものを選んでください。
また、芯の部分にはベータカロチンの含有量が、比較的低くなっていますので、
芯の少ないものの方がより上質です。
にんじんの保存方法は、ポリ袋に入れ、できるだけ0℃に近い温度での保存が望ましいです。
2週間程度は保存が利きますが、栄養面では多少劣化するので早めに使った方が良いです。

・にんじんの調理方法

皮のすぐ下がベータカロチンの含有量が多いので皮はできれば残しておいた方が良いです。
新にんじんであれば、たわしなどで表面をこするだけでも十分です。
ベータカロチンは、脂溶性の栄養なので、油と一緒に摂取すると吸収効率が上がります。
そのため、炒め物や揚げ物にも適しており、サラダにする場合はドレッシングやマヨネーズを利用するのが良いです。

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