日本人が最も消費する野菜でもある大根。
年中出回ることもあり、食べ方も私たちのなじみ深いものが多くあります。
今回は、そんな身近な野菜の大根についてお話しできればと思います。

・大根の栄養

大根は、消化酵素であるジアスターゼ、オキシターゼを多く含みます。
ジアスターゼは、でんぷんの分解を助け、胃粘膜を保護することで胃もたれや胃炎、胃潰瘍などを予防します。
オキシターゼも消化酵素ですが、解毒作用が強く、魚のコゲに含まれる発がん性物質のもつリスクを減らします。
大根はビタミンも豊富で特にビタミンCは、風邪に対する抵抗力を向上させる他、抗酸化作用があるため細胞の老化を防ぎ、がん予防効果が期待できます。
また、近年ではあまり食用とされない大根の葉ですが、栄養価が非常に高く、ビタミンAはブロッコリーの3倍、カルシウムはホウレンソウの4倍も含みます。

・大根の効能

大根の主な効能は、

・消化促進
・胃潰瘍予防
・がん予防
・せき、痰の解消
・免疫力の向上
などの効果があります。

特にせきや痰に対する効果は、風邪をひいたときなど、はちみつと一緒にしてお世話になった方も多いのではないでしょうか?
大根は、風邪の時に弱ってしまう部分を非常に効果的に保護してくれるので風邪のときにはおすすめです。
また、日頃から摂取することで、老化やがんを防ぎ、免疫力を向上してくれるでしょう。

・選び方、保存方法

大根を選ぶときは、まず葉を見ます。
葉の緑が濃く水分の多いものが新鮮です。
また、根の部分はキメが細かく、白い張りのあるものを選びましょう。
もったときに重量があるものほど良質です。
二股大根や曲がっている大根は、見た目は良くないですが、味や栄養にはあまり影響しません。

保存する際、大根を新聞紙に包んで野菜室に入れると日持ちします。
葉は、日持ちしないので、調理する場合にはその日に使い切るようにしましょう。

・調理方法

葉の部分を食べる場合、食用としていない可能性がありますので、しっかりと洗うようにしましょう。
葉の部分は油との相性が良いので、おひたしにしてごま油をかけると適度な苦みがあり美味しく食べられます。
根の部分は、なじみ深い野菜ですので、おろしにしたり、ブリ大根にしたりと調理方法が確立されているとおもいます。
特にブリ大根やサンマに添えるなど、大根と魚の組み合わせは栄養面でみてもお互いの持っていない栄養を補い合うため、非常に相性が良いです。
大根おろしを作った際の注意点として、時間経過によるビタミンCの損失が挙げられます。
5分で10%、20分で20%の損失があり、2時間も経てば半分近くまで低下してしまします。

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