「神社とお寺の違い」って何?と気になっている方も多いのではないでしょうか?何となくはわかるけど説明しづらいものですよね。

この記事では、神社とお寺の根本的な違いだけでなく、参拝方法やお参りの仕方、御朱印などについても解説します!

違いを深く知ることで、参拝の際の気持ちや楽しみ方も変わってくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

神社とお寺の基本の違い

神社とお寺の大きく違うところは、「祀られているもの」です。

どちらも人間の力の及ばない偉大な存在であることは間違いありませんが、由来(ルーツ)は別々となります。

神社とお寺、祀られているのは?

簡単に言うと、「神様」を祀っているのが神社、仏様を祀っているのがお寺です。
神社は「神道(しんとう)」と言って、日本古来からの神、お寺は「仏教」ですので中国から伝来したものとなります。

よく、願いを叶えたい!というときに、「神様仏様……!」と唱えるので、同じものと思いがちです。どちらも、人の力を超えた大いなる存在であることは間違いないのですが、「神様」と「仏様」にはちゃんと違いがあります。

神社は日本の神様が宿る場所

「神道」は仏教やキリスト教とは違い、古来の日本で生まれた信仰のことです。
日本には「八百万(やおよろづ)の神」と言われるように、多くの神がいます。
基本的には皇室の祖先や皇室を祭神としていますが、姿や形はなく、「そこに宿るもの」とされています。

神様に形はありませんが、「御神体(ごしんたい)」いって、神の代わりを表すものがあります。鏡や剣などもあれば、山全体がご神体というところもあります。御神体=神様を、参拝者が直接拝むことはできません。

神社は大きく分けて3種類ある!

神社は大きく分けて、神宮、大社、神社、にわかれます。

神宮は、皇室の祖先や皇族が祀られており、天皇とゆかりの深い神社です。
日本の神社のトップは三重県の伊勢神宮で、天皇の祖先の神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
明治神宮や平安神宮などは天皇が祀られている神社となります。

大社は、本来は出雲大社のみでしたが戦後いくつかの神社が大社と名乗るようになったとされています。

神社は、それ以外のところを統一して呼ばれるようになったもので、今も「~天満宮」や「~権現」などの呼び方をしているところもあります。

神宮や大社、その他の呼び方をされている神社も、参拝方法は一般的な神社と同じです。

お寺は仏教に由来する場所

仏様とは、仏教の開祖であるブッタのことで、「悟りを開いた人」のことです。インドや中国から伝来し、その後日本独自のものに変わっていきました。

修行を積んで悟りの境地に達すれば仏様となりますが、お寺には大仏や仏様があり、拝ませていただくことができます。
また、日本では亡くなった方のことを「仏様」と呼び、お経を上げてもらったり、初七日、四十九日、〇周忌などの法要も行われます。

一番格が高いのは「阿弥陀如来」(あみだにょらい)という仏様です。
奈良県の法隆寺、飛鳥寺、大阪の四天王寺などが日本で最古にあたるといわれていますが、確定はされていません。

お祓いの違いは?

神社での「お祓い」や「厄払い」は、神様の力で心身の穢れを祓って浄化し、「神の分け御霊」に人生を守っていただきます。
神社では祝詞(のりと)を唱えます。

お寺での「厄除け」や「加持祈祷(かじきとう)」は、火を焚き、煩悩を焼き払い、仏様の加護によって災いを逃れるようにしていただきます。
お寺ではお経を唱えます。

神社とお寺の参拝方法の違い

意外と知らない神社やお寺の参拝方法。神社とお寺では、本殿をお参りするときの参拝方法が大きく異なります。

お参りの仕方はぜひ覚えておきましょう。

神社やお寺に入る前は必ずお辞儀を

神社の玄関に当たるのが「鳥居」、お寺の玄関に当たるのが「山門」です。
神社は両側に「狛犬」、大きなお寺には「金剛力士像」があるのも特徴です。

鳥居や山門は神社やお寺の「玄関」にあたります。
お辞儀をして、ごあいさつをするのがていねいなお参りの仕方です。

手と口を清めるのは同じ

神社にもお寺にも手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)があります。
ここで手と口を清めてから参拝となります。
水は、柄杓(ひしゃく)に多めにすくい、途中ですくい直さないようにしましょう。
柄杓に直接口をつけないのも参拝方法のマナーです。

お寺には香閣(こうかく)といって、線香の煙をあびられるところもあります。しっかりと煙をあびておくとよいでしょう。

参道は真ん中を歩かない

参拝方法で意外と知られていないのが、参道の歩き方です。
参道は、「神様の通り道」と言われる道です。神様をお通しするために真ん中は避け、右側か左側を歩きましょう。
お寺でも同様に真ん中は避けたほうがよいでしょう。

また、本殿を真ん中(正面)から撮影するのも参拝方法としてはあまりよろしくありません。

神様や仏様を敬う気持ちを持ち、慎み深い態度で参拝しましょう。

ここが大きく違う!参拝の仕方

神社では「二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)」で、二回お辞儀してから、二回手を打ちお祈りをしたあとにもう一度お辞儀をします。

お寺では、お祈りをする前としたあとに静かに一礼をします。
ここが参拝方法の大きな違いです。

御朱印の違いって?

近年はパワースポットブームもあって御朱印を集めている方も多いのではないでしょうか。

神社とお寺の御朱印帳や御朱印のときの参拝方法など、御朱印に関する疑問を解いていきます。

御朱印帳は別のほうがいい?

日本では、昔から「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」と考えられてきました。そのため、同じ御朱印帳に神社とお寺両方の御朱印をいただいても問題はありません。
「御朱印はスタンプラリー感覚でいただくものではない」ということを頭に置き、心から参拝できればどちらでもよいでしょう。

しかし、先に解説したように神社とお寺はルーツが異なります。そのため一緒の御朱印帳だと御朱印をいただけないというところもあります。
そう考えると、神社用とお寺用と別々の御朱印帳を用意しておいたほうがよいでしょう。

また、霊場巡りや七福神巡りなど専用の御朱印帳もある場合もあります。

御朱印をいただくときの参拝の仕方って?

参拝方法はいつもと同じで基本のお参りの仕方ができていれば大丈夫です。
しかし、御朱印をいただくときは以下の二点に気を付けましょう。

・小銭を用意しておく
御朱印のお代は300円の寺社がほとんどです。最近は500円のところも増えてきたのでその場合は指示に従ってください。
お代は、神様や仏様にお供えするもの。「寄付」という感覚が近いかもしれません。
1万円や5千円札など大きなお金を出さずに済むよう、小銭は行く前に用意しておきましょう。

・御朱印を書いていただく際は静かに待つ
御朱印は、寺社に参拝した証。御朱印を書いていただいている間も参拝中です。心をしずめて静かに待ちましょう。おしゃべりや飲食などのマナー違反は他の参拝客の迷惑にもなるので気を付けてくださいね!

お寺と神社の違い、参拝方法や御朱印などについてのまとめ

もともと日本は、「神仏一体」の国です。神様も仏様も、大いなる存在であることはまちがいいありません。基本の参拝方法ができていれば、違いを気にしすぎる必要はないでしょう。
大事なのは「神様や仏様を敬う気持ちを持つこと」なのではないでしょうか。

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