花粉症の中でも最もポピュラーなスギ花粉症。すべての花粉症患者の70%を占めると言われています。

そのおかげで、すっかり花粉症といえば2月~4月に酷い症状が出るイメージですね。

しかし、実はいろんな植物の花粉は1年中飛んでいます。スギ花粉ほど多くの人がアレルギー症状を起こすわけではないにしても、10月に飛んでいる花粉で花粉症の症状が出る人も少なくないのです。

最近では、薬局やドラッグストアでも、春の花粉症対策コーナーだけでなく、秋花粉対策コーナーが作られているほどです。

10月の花粉症の症状は?対策は?

10月に現れる花粉症の症状とは…?頭痛?咳?鼻水?その他?

寒暖差があり、体調管理が難しいシーズン、軽い咳、頭痛、鼻水…風邪のような症状がなかなか治らない。

それ、花粉症かも?目のかゆみがあったり、水っぽくサラサラした鼻水が続くなどが見分ける一つのポイントにもなります。

目のかゆみ

目のかゆみは10月の花粉症の代表的な症状。眼鏡の使用や、アレルギー用目薬を使うことで対策できます。

目薬は、内服薬と違って、眠気の副作用がないので、学業やお仕事で眠気は困るといった人にもおすすめ。

最近はアレルギーにしっかり効き目のある目薬も市販で売っています。

鼻水・鼻づまり・くしゃみ

鼻の症状も10月の花粉症の代表的な症状です。眼鏡のように鼻栓をしておくわけにもいかず厄介な症状ですね。

鼻づまりに関しては、目薬と同じく点鼻薬を利用することで飲み薬の副作用を避けることもできます。

が、「花粉症の薬を飲むと眠くなる!」と言われる理由は鼻水を止める成分が眠気の副作用をもっているからなので、鼻水の症状がツライ時は困ってしまいます。

最近では、どうしても鼻水が止まらなくてつらい!だけど眠気が出るのは困る!という方のための抗アレルギー薬もついに市販されるようになりました。

咳・頭痛・他…

喉に花粉が付着すると喉がイガイガするため、痰がからむ咳よりも、乾いた咳が出ることがあります。

頭痛や皮膚のかゆみ、発熱といった症状も上記の代表的な症状に比べて少ないですが出ることがあるようです。

ただし、ひどい咳や、頭痛、発熱は花粉症のせいではなく、他が原因のこともあります。

10月は風邪も気になる季節なので、怪しいとき、症状がツライときは受診がおすすめです。

10月にはどんな花粉が飛んでいるの?

10月に秋花粉症の原因となるような花粉を飛ばしている犯人は、背丈の低い、草花が多いんです。

中には普段気にかけないような道端に生えている雑草が飛ばしている花粉が原因なんてことも。

背丈が低い植物の花粉は、風に乗って遠くまで飛びにくいのも特徴です。原因の草花に近づかないことも有効な対策になります。

7月から12月のうちに飛散するものが多く、10月に症状が出てしまうのも納得ですね。

ブタクサ

高さは1mほどで、小さな黄色い花がたくさん付いているのが特徴的。

日本人の花粉症はスギ、ヒノキに次いでブタクサが多く、秋花粉症の代表格です。

秋に鼻がムズムズする方はこれを見かけたら近づかないほうが良いかも。

8~10月に花粉が飛びます。

イネ科

イネ科の花粉のピークは初夏と秋の2回。10月もうっすら飛んでいます。

スギ花粉、ヒノキ花粉の時期が終わったのにまだ鼻炎が治らない…なんてときはイネ花粉症かもしれません。

他の花粉症と比べて、目のかゆみ、喉のかゆみ、皮膚のかゆみ等、
かゆみの症状が出やすいだとか。

ヨモギ

緑色の草餅にも使われるあのヨモギです。葉や枝は薬にもなるのですが、雑草として生えてる間は花粉症の原因なんですね。

これも8月から10月に花粉が飛びます。

カナムグラ

聞き馴染みのない名前かもしれませんが、葉っぱの形をみれば、見たことがある人も多いはず。

頑丈でトゲのあるツルがガードレールに巻き付いたりしている姿を見かけます。

9月~10月に特に花粉を多く飛ばします。

薬を使わない対策とは…?

副作用の気になる花粉症の飲み薬。使わずに済むのなら使わないに越したことはないですよね。

薬に頼らない対策をいくつか挙げてみましょう。

花粉症用のマスク・眼鏡

花粉を室内や体内に入れないことは症状を出さない、なるべく軽くする上でもっとも大切。

他には、帽子をかぶって髪に花粉を付着させない、毛糸等の生地の衣料は花粉がくっつきやすいので避ける等も有効です。

不要な外出を控えるということも立派な薬に頼らない花粉症対策の一つです。

帰宅後は洗顔・手洗い・うがい

こちらも花粉を室内、体内に入れない対策です。

特に、喉に付着した花粉はそのまま喉の症状を引き起こしたりするので、しっかりうがいをすることは咳や喉の不快感を軽減できる簡単な対策といえます。

顔に付いた花粉を洗い流すことで、鼻から侵入する花粉を減らすことができます。

こまめな掃除

服や髪に付着したりして、部屋に入ってしまった花粉の除去は効果的な花粉症対策となります。

花粉の粒は比較的重いので、床に溜まりますが、バタバタすると舞い上がってしまうので、ウェットタイプのフローリングシート等がおすすめです。

また、ハウスダストによるアレルギー症状もに対しても対策となるため一石二鳥ですね。

免疫力を高く保つ

免疫力が低下すると、花粉症を悪化させる要因となります。

ストレスを溜めない、睡眠を十分にとる、飲みすぎを避ける等、日々の体調管理に気を配ることで免疫力を高く保ち、鼻炎薬や抗アレルギー薬を使わなくても、症状が軽くすむことにもつながります。

薬の中にも…

花粉症の薬…。症状は辛いけれど、眠くなりたくないから飲みたくない、辛い症状を我慢する、薬を使わない対策で何とかするという人も多いのでは?

最近では、眠気が抑えられた新しい薬も市販できるようになりました。

ドラッグストアで、「車の運転をしてもいい花粉症の飲み薬下さい!」と言えば、売ってもらえる時代が来ているのです。

10月の花粉症の症状、薬以外で対策のまとめ

10月の花粉症と対策についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

スギ花粉は、2~4月ごろ、強い風が吹いたりすると、見るからに黄色い木から黄色い粉が風に乗って舞ったりするのでアレが花粉だ!とわかりやすいものですが、秋花粉症の原因になる植物は地味で気づかないことも多いと思います。

秋花粉症は春の花粉症と同じように厄介な症状もツライですが、風邪とも見分けが付けづらいのが厄介ですね。
怪しいときは受診することも大切です。

薬を使わない対策も上手に織り込みながら、必要な時は眠気の抑えられた薬も上手に使って乗り切って下さいね。

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