「EDM」とは?

パリピの次によく聞く単語『EDM』

パリピの次によく聞く単語『EDM』

EDMとは「Electronic Dance Music(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)」の略称で、人々を踊らせるために作られたダンスミュージックの一つです。

つまり、シンセサイザーなどの電子楽器を使用して制作した楽曲、「電子音」がメインであるジャンルです。

近年は派手でリズミカルなものがEDMと考えられていますが、元々はDJが小さなクラブで盛り上げるためにリズムマシンやシーケンサーなどの電子機材を使ったことが始まりです。

EDMはディスコ時代に「新しい音楽」として生まれた

始まりは小さなシンセサイザー。

始まりは小さなシンセサイザー。

ディスコで盛り上がり始めた1980年代、DJ PierreはRoland社のTB-303というシンセサイザーを見つけ、クラブに使う楽曲制作に使い始めたのですが、偶然フィルターの設定を全開にしていました。

ところが、その時に生み出された独特のサウンドに魅了され、急遽それを中心にした曲を制作することにしました。

彼のグループであるPhuture「Acid Tracks」瞬く間にヒットし、多くのダンスクラブで演奏されるまでになりました。

ちなみに、このシンセサイザーを作ったRoland社は、日本が設立した会社でもあります。

徐々にメジャーなジャンルになったEDM

グラミー賞を獲得したEDMミュージシャンも現れるまでに。

グラミー賞を獲得したEDMミュージシャンも現れるまでに。

David GuettaのOne Loveを始め、2000年後半からは多くのEDMミュージシャンが音楽全体のヒットチャートを生み、そして2012年のグラミー賞ではEDMミュージシャンであるSkrillexのScary Monsters And Nice Spritesが最優秀ダンス・レコーディング賞で受賞。

世界を代表する音楽になるまでになりました。

また、彼はシンセサイザーなどの固定された機材ではなく、PCの音楽制作ソフト内で使える「ソフトウェアシンセサイザー」で楽曲を制作したことでも有名で、その後の若手EDMミュージシャンもそれを使用してヒットチャートを生み出すようになります。

10代で活躍するEDMミュージシャンも現れるまでになりました。

また、マドンナ、レディーガガ、日本では安室奈美恵、三代目 J Soul Brotherなど、最近ではEDMの特徴を取り入れた楽曲が多く発売されるようになっています。

個性的な曲がEDMには多い!

曲に使われている音がミュージシャンの個性の象徴

曲に使われている音がミュージシャンの個性の象徴

Skrillex、Zeddなど、ミュージシャンによって曲の雰囲気は全く違います。

攻撃的な曲もあれば、ポップな曲もあったりと、作曲者自身の個性が1番現れる曲でもあります。

また、年が変わるごとに定番になる曲やジャンルが変わり、追いつけない人も多いかと思います。

このまとめでは、2018年1月から発売・発表された数多くのEDMアーティストの曲から評価が高いものや話題になっている曲を厳選してまとめました。

あなたにあった曲が見つかるかも?

Zedd, Maren Morris, Grey - The Middle

Zedd, Maren Morris, Grey - The Middle (Lyric Video) - YouTube

出典:YouTube

EDMミュージシャン、ZEDDの新曲。

「プログレッシブハウス」というハウスミュージックのサブジャンルの曲で、多用されたエフェクト、独特の間があるのが特徴。

プロジェクションマッピング、割れる花瓶やグラスなど、アナログな演出でありながら美しいミュージックビデオも必見です。

David Guetta, Martin Garrix & Brooks - Like I Do

David Guetta, Martin Garrix & Brooks - Like I Do

出典:YouTube

David GuettaとMartin Garrix、そしてBrooksがコラボして制作した楽曲。

こちらは「フューチャーハウス」といい、メロディックなエレクトロハウス、会場が揺れるようなリズミカルな「ディープハウス」の要素を兼ねそろえた新しいジャンルです。

今、この「フューチャーハウス」の楽曲が増え、トレンドになりつつあります。

R3HAB x Mike Williams - Lullaby

R3HAB x Mike Williams - Lullaby

出典:YouTube

R3HAB(リハブ)とMike Williamsによる新曲。

こちらも同じくフューチャーハウスで、美しい・踊りやすい楽曲になっています。

ミュージックビデオからは観客たちの盛り上がり具合が伝わります。

Slushii ft. Marshmello - There x2

Slushii ft. Marshmello - There x2

出典:YouTube

若手EDMミュージシャンのSlushiiとMarshmelloのコラボ楽曲。

こちらは「フューチャーベース」といったシンセサイザーの音をメインにしたジャンルで、メロディックでキラキラした音色が特徴。

アニメタッチのポップなミュージックビデオも印象的です。

Diplo - Get It Right

Diplo - Get It Right (Feat. Mø)

出典:YouTube

元音楽教師という経歴を持つEDMミュージシャンのDiploの新曲。

ヴォーカルには大ヒット曲 Major Lazer & DJ Snake - Lean Onを務めたMøですが、この曲はまた違う雰囲気の歌声になっています。

この楽曲にはフューチャーベースのようなメロディーにトラップの深いキックをあわせた新感覚の楽曲になってます。

2018年に国内で開催される最新EDMフェス情報

激しいEDMは時代遅れ?EDMから派生した新しいジャンルとは?

EDMから派生した『トロピカルハウス』

EDMから派生した『トロピカルハウス』

今回紹介した曲の中にもありましたが、これまでのEDMのような激しい音を多用したものと反対に、緩やかなテンポが特徴の「チルアウト系」EDMが増えています。

その中でも代表的なジャンルは「トロピカルハウス」で、極端に短いながらも美しく連続されたメロディーがメインのハウス系EDMジャンルの一つ。

踊ると言うより座って作業をしながらしっかり聞きたい人向けのジャンルです。

去年頃からこのジャンルの曲がひそかに人気を集めており、2018年のEDMの定番はこのジャンルになりそうです。

普段激しいEDM曲を聞きすぎて疲れたときやEDMを知らない人にも、トロピカルハウスなどのチルアウト系EDMをおすすめします。

EDMから派生した『トゥワーク』

EDMから派生した『トゥワーク』

ヒップホップをベースとしたジャンルで、テンポそのものは緩やかながら軽快でキック・スネアなどのドラム部分をメインにしたリズミカルなのが特徴。

「ヒップホップに新しい表現方法を生み出したジャンル」とも言われています。

このジャンルの曲でよく踊られる「トゥワークダンス」は、EDMファンのみならずマイリー・サイラスをはじめとした著名人や若者を中心に急速に人気が広がっています。

ダンスには少しクセがありますが、ヒップホップ好きにはぜひ聞いてもらいたいジャンルです。

EDMから派生した『チル』

EDMから派生した『チル』

緩やかなテンポで包容力のあるメロディーをメインにしているのが特徴。

トラップをベースにしており「チルトラップ」とも呼ばれます。

こちらもヒップホップをベースにしたジャンルですが「盛り上がる」というよりはアニメやゲームのサウンドトラックのように「音を聴く」ものに近いです。

人によってEDMは「騒がしくて近寄りがたい曲」と言われることもありますが、このジャンルのように穏やかでやさしい曲もあります。

寝る前にリラックスしたいときや移動中のバスや電車で聞きたい人におすすめのジャンルです。

EDMから派生した『ドラムンベース』

EDMから派生した『ドラムンベース』

90年代に生まれた歴史の長いジャンルの一つで、速いテンポ、激しいドラム(ブレイクビーツ)と攻撃的なベース音が特徴です。

以前はこのジャンルの派生であるダブステップが人気でしたが、近年ではロックなどのポピュラー音楽にもこのジャンルの要素が取り入れられ、EDMジャンルの壁を越えて再び人気になってきています。

ブレイクビーツ中心でハイテンポながら落ち着いた曲から、ベースが攻撃的でヘドバンしやすい曲までさまざまなものがあります。

日本でも、ぼくのりりっくのぼうよみの「Be Noble」でドラムンベースの要素を取り入れた楽曲が発売されていたりと、注目を集めているジャンルでもあります。

ハードコアなどの疾走感あるジャンルの曲を聞いたことがあって好きな人におすすめしたいジャンルです。

EDM好きにおすすめの2018年YOUTUBE最新人気曲まとめ

常に変化し、多様化するEDM

常に変化し、多様化するEDM

1年過ぎるごとに流行るジャンルが変わるEDM。

なぜならそれは、EDMを作るミュージシャンが自身の「音」を表現しながら、常に「新しい音楽」を求めて曲を作っているからです。

よく「EDMは終わった」と言われていますが、EDMの文化は常に進化しています。

それもほぼ同じではなく、かなり急な変化です。

僕自身「リラックスしながら聞くEDM」が出るとは想像もしていませんでした。

これからも、EDMは形を変えていろいろな音楽と関わりながら広がっていくことでしょう。

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